干しぶどう① ~ くるみとレーズンのケーキ [甘いもの]
手作り干しぶどうでパウンドケーキを作る。原材料以外のすべてを手作りすると、ひとくち味わうごとに、作っていたときの過程、何を想いうかべていたのかが伝わってくる。
膨らまないパウンドケーキ。こんな下手なケーキを焼く人がいるのだろうか。膨らんでくれるように、メレンゲを一生懸命泡立てた。泡をつぶさないように、やさしく、しっかりと生地に混ぜた。焼けた直後は膨らんでいる。でも、縮んでしまった。
チリ産の葡萄、トンプソンシードレス、ラリーシードレス、ミッドナイトビューティーで作った干しぶどう。ラム酒に漬け過ぎたため酒臭くなってしまった。臭みを ”消す” ため、くるみをたっぷり入れて ”ゴマカス” ことにした。
でも、酒飲みであり、お酒を美味しく飲むためなら何でもする。酒の臭みは酒で消す。
くるみとレーズンのケーキにブランデーをたっぷり染み込ませる。それでぜったいに美味しくなる確信がある。
干しぶどうの臭みをごまかすため、ローストしたくるみを、半分すりつぶし、もう半分は細かくカットして生地に混ぜ込む。くるみの香りで臭みは消せる。
干しぶどうは細かく刻んで、3種類とも混ぜ込む。アルコールは焼くことでも飛んで、臭みは消せる。
そこから先はお菓子作りの技術の問題。生地の混ぜ方、卵の泡立ての仕方、温度、焼き時間、いろんなコトが折り重なって美味しいものができあがる。
ブランデーを染み込ませて、美味しいケーキに仕立てることはできる。でも、ひとくち、口に入れた瞬間の美味しさは味だけじゃない。味だけじゃ幸せになれない。
このケーキにもベーキングパウダーは入れなかった。インチキするのが嫌いだから。
膨らし粉を入れないと作れないのなら仕方ないけれど、無理に膨らませなくたっていいと思う。ペッタンコのパウンドケーキだって美味しければいい。
一切れ食べたら、
美味しい!
ブランデーのおかげ。ブランデーを染み込ませ、ラップして1日寝かせたら、美味しくなった。漬けすぎたラム酒漬けレーズンの臭みは消えていた。
お皿に2切れのせた。こんな何気ないもので、感動してもっと幸せな瞬間を味わいたい。
ケーキに火をつけてフランベしたくなった。
小鍋でブランデーを沸かして火をつける。メラメラと燃える炎を、お皿の上のケーキに垂らす。
せっかく作った美味しいケーキを、
また、ダメにしてしまった!
くるみとレーズンのケーキで、出会えた幸せは、ほんのひと切れだけだった...
このパウンドケーキは椎名眞知子著『焼き菓子教室』柴田書店刊をベースにアレンジしたものです。もちろんレシピの指示通りに作れば、本物は私のような下手なケーキにはなりません。
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お菓子作り、少しは上達したかも。
膨らまないパウンドケーキ。こんな下手なケーキを焼く人がいるのだろうか。膨らんでくれるように、メレンゲを一生懸命泡立てた。泡をつぶさないように、やさしく、しっかりと生地に混ぜた。焼けた直後は膨らんでいる。でも、縮んでしまった。
チリ産の葡萄、トンプソンシードレス、ラリーシードレス、ミッドナイトビューティーで作った干しぶどう。ラム酒に漬け過ぎたため酒臭くなってしまった。臭みを ”消す” ため、くるみをたっぷり入れて ”ゴマカス” ことにした。
でも、酒飲みであり、お酒を美味しく飲むためなら何でもする。酒の臭みは酒で消す。
くるみとレーズンのケーキにブランデーをたっぷり染み込ませる。それでぜったいに美味しくなる確信がある。
干しぶどうの臭みをごまかすため、ローストしたくるみを、半分すりつぶし、もう半分は細かくカットして生地に混ぜ込む。くるみの香りで臭みは消せる。
干しぶどうは細かく刻んで、3種類とも混ぜ込む。アルコールは焼くことでも飛んで、臭みは消せる。
そこから先はお菓子作りの技術の問題。生地の混ぜ方、卵の泡立ての仕方、温度、焼き時間、いろんなコトが折り重なって美味しいものができあがる。
ブランデーを染み込ませて、美味しいケーキに仕立てることはできる。でも、ひとくち、口に入れた瞬間の美味しさは味だけじゃない。味だけじゃ幸せになれない。
このケーキにもベーキングパウダーは入れなかった。インチキするのが嫌いだから。
膨らし粉を入れないと作れないのなら仕方ないけれど、無理に膨らませなくたっていいと思う。ペッタンコのパウンドケーキだって美味しければいい。
一切れ食べたら、
美味しい!
ブランデーのおかげ。ブランデーを染み込ませ、ラップして1日寝かせたら、美味しくなった。漬けすぎたラム酒漬けレーズンの臭みは消えていた。
お皿に2切れのせた。こんな何気ないもので、感動してもっと幸せな瞬間を味わいたい。
ケーキに火をつけてフランベしたくなった。
小鍋でブランデーを沸かして火をつける。メラメラと燃える炎を、お皿の上のケーキに垂らす。
せっかく作った美味しいケーキを、
また、ダメにしてしまった!
くるみとレーズンのケーキで、出会えた幸せは、ほんのひと切れだけだった...
このパウンドケーキは椎名眞知子著『焼き菓子教室』柴田書店刊をベースにアレンジしたものです。もちろんレシピの指示通りに作れば、本物は私のような下手なケーキにはなりません。
関連記事 |
・干しぶどう① ~ 今年の第1号。この先どうなるか。。。 ・干しぶどう① ~ ラムレーズンアイスクリーム ・手作り干し葡萄 ~ オーブンで焼いて作る ・リキュール① ~ お菓子をおいしくしてくれる |
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お菓子作り、少しは上達したかも。
干しぶどう① ~ ラムレーズンアイスクリーム [甘いもの]
手作り干しぶどうでアイスクリームを作る。原材料以外のすべてを手作りすると、ひとくち味わうごとに、作っていたときの過程、何を想いうかべていたのかが伝わってくる。
干しぶどうを作ってラム酒に漬けた。それから10日経った。
ラム酒を吸った干しぶどうは元の大きさくらいにまで戻っている。
手作り干しぶどうをお菓子に使いのに、ラム酒に漬けるには2日もあれば十分である。それ以上漬けると、お酒のクセが出てくる。
お酒はエチルアルコール、そう、消毒液にもなる。
消毒の香りがするお酒=エチルアルコールは、とんでもなく不味い。
漬けすぎた干しぶどうはその味がした。
お菓子作りは工程が多くて大変だ。煮物の感覚では作れない。熱烈なまでの、お菓子作りをする意欲が沸いてこないと始まらない。
また、反省した。自分で作っておきながら、材料を無駄にしてしまった。これでは幸せな気分は味わえない。
<干しぶどう① ~ ラムレーズンアイスクリーム>
<材料>
<下ごしらえ>
漬けすぎた干しぶどう。ラム酒のクセを取り除くよう、脱水シートに包んだ。
本来なら、ざるで水気を切るだけで十分。
ちなみに、売っているドライのレーズンなら、1週間や2週間漬けても大丈夫。
干しぶどうを刻む。
<作り方>
1.バニラアイスを作る。
バニラアイスの作り方は、下に貼るリンクを見てください。
2.バニラアイスが出来上がる直前に、刻んだ干しぶどうを混ぜ込む。
あまり美味しそうに見えないけれど、アイスクリームはこの状態が一番美味しい。
作ったアイスを容器に急いで詰め、その場で食べる分だけ残しておいたのを寄せたもの。
アイスクリームは出来たてが美味しい。作った人にしか分からない美味しいさ。
でも、ぶどうをダメにしてしまった。次、作るときは美味しい干しぶどうを混ぜ込んで、幸せになりたい。
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今の気持ちは、アブサンでは消えないよう...
小さな恋のメロディー・メロディフェア - YouTube
干しぶどうを作ってラム酒に漬けた。それから10日経った。
ラム酒を吸った干しぶどうは元の大きさくらいにまで戻っている。
手作り干しぶどうをお菓子に使いのに、ラム酒に漬けるには2日もあれば十分である。それ以上漬けると、お酒のクセが出てくる。
お酒はエチルアルコール、そう、消毒液にもなる。
消毒の香りがするお酒=エチルアルコールは、とんでもなく不味い。
漬けすぎた干しぶどうはその味がした。
お菓子作りは工程が多くて大変だ。煮物の感覚では作れない。熱烈なまでの、お菓子作りをする意欲が沸いてこないと始まらない。
また、反省した。自分で作っておきながら、材料を無駄にしてしまった。これでは幸せな気分は味わえない。
<干しぶどう① ~ ラムレーズンアイスクリーム>
<材料>
- 干しぶどう
- 低温殺菌牛乳 ・・・ 500ml
- 生クリーム ・・・ 200ml
- 卵黄 ・・・ 5個分
- グラニュー糖 ・・・ 110g
- バニラ棒 ・・・ 2本
<下ごしらえ>
- 干しぶどうの水気を切る。
- 細かく刻む。
漬けすぎた干しぶどう。ラム酒のクセを取り除くよう、脱水シートに包んだ。
本来なら、ざるで水気を切るだけで十分。
ちなみに、売っているドライのレーズンなら、1週間や2週間漬けても大丈夫。
干しぶどうを刻む。
<作り方>
1.バニラアイスを作る。
バニラアイスの作り方は、下に貼るリンクを見てください。
2.バニラアイスが出来上がる直前に、刻んだ干しぶどうを混ぜ込む。
あまり美味しそうに見えないけれど、アイスクリームはこの状態が一番美味しい。
作ったアイスを容器に急いで詰め、その場で食べる分だけ残しておいたのを寄せたもの。
アイスクリームは出来たてが美味しい。作った人にしか分からない美味しいさ。
でも、ぶどうをダメにしてしまった。次、作るときは美味しい干しぶどうを混ぜ込んで、幸せになりたい。
関連記事 |
・干しぶどう① ~ 今年の第1号。この先どうなるか。。。 ・手作りバニラアイスクリーム【後編】 ~ コンプレッサー内蔵アイスクリームメーカーで ・いちごアイス・ももいちご ~ First of May ・干しぶどう① ~ くるみとレーズンのケーキ ・手作り干し葡萄その後 ~ ラム酒漬け |
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今の気持ちは、アブサンでは消えないよう...
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リキュール① ~ お菓子をおいしくしてくれる [甘いもの]
グラス棚の上はリキュール、洋酒でいっぱいになっている。
テーブルにお菓子に使いそうなものを並べてみた。
このお酒を入れることで美味しいものになる。入れると入れないでは大違い。
お酒を他の飲み物と混ぜて飲んだりすることはない。混ぜて飲むのは嫌い。
リキュールをそのまま飲むと、原料の香りが口、鼻、胸にまでいっぱいに広がる。
幸せな気分。
このお酒を材料に合わせて使い分ける。
幸せな気分を味わいたいから。
幸せにしてくれるお酒を眺めながら、その果物が出てくるのを待つ。お酒を見ているだけでも季節を感じられる。
リキュールには深い歴史がある。ワインは醸造酒で、リキュールは蒸留酒。古い時代に蒸留の技術はなかった。蒸留酒が作られたのは11世紀になってからのよう。
リキュール - Wikipedia
蒸留酒自体はスピリッツと言われる。そのスピリッツに果物やハーブの香りや味を加えたものがリキュール。
フランス語で蒸留酒は生命の水と言う。オードヴィ(eau de vie)、命を与えてくれる水。
蒸留酒の総称をオードヴィとするよう。それにブランデーも含まれるのか、フランス人の気持ちを持っていないので、よくは分からない。言葉を単に直訳するのは危険である。ブランデーも蒸留酒だけど、同じブランデーでもコニャック、アルマニャックとある。アップルブランデーはカルバドスでも、チェリーの蒸留酒はブランデーなのか、オレンジはどうなのか、分からなくなってくる。
Wikipedia のリキュールのページに「アブサン」が写っていた。幻覚を起こし、身を滅ぼすお酒。今では「ペルノー」として売っている。
このお酒はそういう気持ちになったときしか、受け入れてくれない。ただ飲むのでは、強烈な香りに倒されるだけである。
記憶を失いたいときに飲むことがある。
HOME
時間は、淡々と過ぎていく。
今日が終わったら、また明日が来る。
明日が来ても、
思い浮かぶ。
夢の中にまで、
出てきて、
忘れさせないでいてくれる。
どうして、消えてくれないの。
時間が経って、忘れたように思えても、
また、
思い浮かぶ。
幸せには終わりがある。
My Heart Will Go On
クリックすると YouTube へ飛びます。
セキュリティ、スパム対策を万全に。
メールアドレスはエイリアスを使い、本当のアドレスは自分以外に絶対に教えない、送信しないように。
テーブルにお菓子に使いそうなものを並べてみた。
このお酒を入れることで美味しいものになる。入れると入れないでは大違い。
お酒を他の飲み物と混ぜて飲んだりすることはない。混ぜて飲むのは嫌い。
リキュールをそのまま飲むと、原料の香りが口、鼻、胸にまでいっぱいに広がる。
幸せな気分。
このお酒を材料に合わせて使い分ける。
幸せな気分を味わいたいから。
幸せにしてくれるお酒を眺めながら、その果物が出てくるのを待つ。お酒を見ているだけでも季節を感じられる。
リキュールには深い歴史がある。ワインは醸造酒で、リキュールは蒸留酒。古い時代に蒸留の技術はなかった。蒸留酒が作られたのは11世紀になってからのよう。
リキュール - Wikipedia
蒸留酒自体はスピリッツと言われる。そのスピリッツに果物やハーブの香りや味を加えたものがリキュール。
フランス語で蒸留酒は生命の水と言う。オードヴィ(eau de vie)、命を与えてくれる水。
蒸留酒の総称をオードヴィとするよう。それにブランデーも含まれるのか、フランス人の気持ちを持っていないので、よくは分からない。言葉を単に直訳するのは危険である。ブランデーも蒸留酒だけど、同じブランデーでもコニャック、アルマニャックとある。アップルブランデーはカルバドスでも、チェリーの蒸留酒はブランデーなのか、オレンジはどうなのか、分からなくなってくる。
Wikipedia のリキュールのページに「アブサン」が写っていた。幻覚を起こし、身を滅ぼすお酒。今では「ペルノー」として売っている。
このお酒はそういう気持ちになったときしか、受け入れてくれない。ただ飲むのでは、強烈な香りに倒されるだけである。
記憶を失いたいときに飲むことがある。
HOME
時間は、淡々と過ぎていく。
今日が終わったら、また明日が来る。
明日が来ても、
思い浮かぶ。
夢の中にまで、
出てきて、
忘れさせないでいてくれる。
どうして、消えてくれないの。
時間が経って、忘れたように思えても、
また、
思い浮かぶ。
幸せには終わりがある。
My Heart Will Go On
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セキュリティ、スパム対策を万全に。
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ブランデーケーキと紅茶りんごケーキ ~ 初心に戻る [甘いもの]
初めて作ったケーキがバターケーキ。その時の気持ちを思い出して・・・
「私はいちごです!」ケーキに失敗したため、基本に戻ろうと思った。これが基本なのかどうか知らないけど。
お菓子はお酒のためにあるものと思っているため、中にフルーツか野菜を入れないと気がすまない。フルーツや野菜がお菓子を、そして、お酒を美味しくしてくれるから。
それでも、何も入れないで作ってみたいものがあった。ブランデーケーキ。しっとりとした生地にブランデーが染み渡り、大好きなフルーツ、葡萄を想わせてくれるケーキ。
だから、料理のフランベには V.O. を使うけど、この子にはヘネシー。
バターとクリームの乳化ができるようになったら、干しぶどうをヘネシーに浸けて、レーズンバターサンドを作る。それが夢である。
もう一人は紅茶とりんごのケーキ。
紅玉はもう居ないから他のりんごで作る。
<ブランデーケーキと紅茶りんごケーキ ~ 初心に戻る>
<材料>
バターが少ない。いや、減らした。ブランデーの香りで一杯にしたいと思ったから。バター減らしたらそうなるのかどうかは知らない。
強力粉を使ったのは、ブランデーを強調するため、カステラのような生地にして、シロップを染み込みやすくしたかったから。
シロップはふつう、酒3・水2・砂糖1くらいだろう。でもこれは酒を増量。
卵が125gでないのは、2個で110gしかなかったから。
薄力だけでなく強力も使うのは、中に入れるりんごが沈んでほしくないから。
紅茶はアールグレイ。
アールグレイは香りつけされているから、紅茶というよりハーブティーなのかもしれないけれど、これしかダメ。ずっとアールグレイを飲み続けると思う。
アールグレイをすり鉢ですると、この香りで気絶しそうになる。
シロップは砂糖が溶けるまで温め冷ましておく。
りんごはジョナゴールド。
半日浸けておいた。
そして、浸けておいたカルバドスにグラニュー糖を少し足してりんごを煮た。
<ブランデーケーキ>
素人だから、下ごしらえや工程を載せても仕方がない。自分自身の覚書として写真だけのせる。
別立てにした卵の生地は膨らまなかった。メレンゲの泡立て不足と、粉の混ぜ過ぎが考えられる。
ベーキングパウダーを少し入れるといいと聞いたが嫌だ。膨らまなくたっていい。
この後、ブランデーシロップをさじで回しかけた。
生地がパサパサで重く、固く、ヘネシーに申しわけないことをしてしまった。技術がない自分がくやしい。
<紅茶りんごケーキ>
卵の共立てはこんな感じでいいのでしょうか?
小麦粉とアールグレイを入れ、
艶が出るまで混ぜた。
混ぜすぎですか?
かなり混ぜた。
りんごを入れてさらに混ぜた。
型に流して上にりんごのスライスをのせた。
180度で40分焼いた。家のオーブンは大きい。
中心がなかなか焼けない。
160度に下げて、焦げないようアルミホイルをかぶせてさらに焼く。
それでも中心が生のまま。りんごのせいか?
焼き過ぎた。側面と底面はクッキーである。固い。
シロップをさじで回しかける。固いクッキーがケーキに戻ってほしいと願った。
初心に戻るどころか、振出しに戻った。
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「私はいちごです!」ケーキに失敗したため、基本に戻ろうと思った。これが基本なのかどうか知らないけど。
お菓子はお酒のためにあるものと思っているため、中にフルーツか野菜を入れないと気がすまない。フルーツや野菜がお菓子を、そして、お酒を美味しくしてくれるから。
それでも、何も入れないで作ってみたいものがあった。ブランデーケーキ。しっとりとした生地にブランデーが染み渡り、大好きなフルーツ、葡萄を想わせてくれるケーキ。
だから、料理のフランベには V.O. を使うけど、この子にはヘネシー。
バターとクリームの乳化ができるようになったら、干しぶどうをヘネシーに浸けて、レーズンバターサンドを作る。それが夢である。
もう一人は紅茶とりんごのケーキ。
紅玉はもう居ないから他のりんごで作る。
<ブランデーケーキと紅茶りんごケーキ ~ 初心に戻る>
<材料>
ブランデーケーキ |
- 卵 ・・・ 110g(卵黄と卵白に分ける)
- 強力粉 ・・・ 100g
- グラニュー糖 ・・・ 80g
- 無塩バター ・・・ 50g
- 牛乳 ・・・ 10g
- ブランデー ・・・ 50g
- 水 ・・・ 20g
- グラニュー糖 ・・・ 10g
バターが少ない。いや、減らした。ブランデーの香りで一杯にしたいと思ったから。バター減らしたらそうなるのかどうかは知らない。
強力粉を使ったのは、ブランデーを強調するため、カステラのような生地にして、シロップを染み込みやすくしたかったから。
シロップはふつう、酒3・水2・砂糖1くらいだろう。でもこれは酒を増量。
紅茶りんごケーキ |
- りんご ・・・ 1個
- カルバドス ・・・ りんごが浸るだけ
- グラニュー糖 ・・・少し
- 卵 ・・・ 110g
- 無塩バター ・・・ 125g
- グラニュー糖 ・・・ 125g
- 薄力粉 ・・・ 90g
- 強力粉 ・・・ 35g
- アールグレイ ・・・ 5g
- ティーリキュール ・・・ 20g
- 水 ・・・ 10g
- グラニュー糖 ・・・ 5g
卵が125gでないのは、2個で110gしかなかったから。
薄力だけでなく強力も使うのは、中に入れるりんごが沈んでほしくないから。
紅茶はアールグレイ。
アールグレイは香りつけされているから、紅茶というよりハーブティーなのかもしれないけれど、これしかダメ。ずっとアールグレイを飲み続けると思う。
アールグレイをすり鉢ですると、この香りで気絶しそうになる。
シロップは砂糖が溶けるまで温め冷ましておく。
りんごはジョナゴールド。
半日浸けておいた。
そして、浸けておいたカルバドスにグラニュー糖を少し足してりんごを煮た。
<ブランデーケーキ>
素人だから、下ごしらえや工程を載せても仕方がない。自分自身の覚書として写真だけのせる。
別立てにした卵の生地は膨らまなかった。メレンゲの泡立て不足と、粉の混ぜ過ぎが考えられる。
ベーキングパウダーを少し入れるといいと聞いたが嫌だ。膨らまなくたっていい。
この後、ブランデーシロップをさじで回しかけた。
生地がパサパサで重く、固く、ヘネシーに申しわけないことをしてしまった。技術がない自分がくやしい。
<紅茶りんごケーキ>
卵の共立てはこんな感じでいいのでしょうか?
小麦粉とアールグレイを入れ、
艶が出るまで混ぜた。
混ぜすぎですか?
かなり混ぜた。
りんごを入れてさらに混ぜた。
型に流して上にりんごのスライスをのせた。
180度で40分焼いた。家のオーブンは大きい。
中心がなかなか焼けない。
160度に下げて、焦げないようアルミホイルをかぶせてさらに焼く。
それでも中心が生のまま。りんごのせいか?
焼き過ぎた。側面と底面はクッキーである。固い。
シロップをさじで回しかける。固いクッキーがケーキに戻ってほしいと願った。
初心に戻るどころか、振出しに戻った。
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お菓子づくりは痩せられる ~ 思いを込めるから [甘いもの]
ここのところお菓子づくりに励み、いくつも作っている。早く上手になりたいと切に思っているから。
葡萄の季節までに上手くなりたい。
何でも飲みながらしか作れない私にとっては、お菓子作りは大変で、ものすごく時間がかかる。ふつうの人なら4時間でも、8時間、10時間かかってしまう。
ここ1ヶ月でだいぶ痩せてしまったようだ。お腹がへこんでいる。お菓子づくりに励みだしてからである。
飲みながら、作りながら、色んなコトを考えている。どうしたら美味しくなるかなあって。時間がどれだけあっても足りない。
砂糖をすりつぶす、粉をふるう、バターをゆるくする、卵を白身と黄身に分ける、など、ひとつひとつを「手早く」「手際よく」しないといけないのかもしれないけど、飲んでいるため動きも鈍い。
なんとか出来上がるころにはもうぐったり。でも、それは疲労やストレスじゃない。義務で作っているんじゃないんだから。
完成するまでに気持ちをいっぱい込めているから、心地良い疲れでほっとし、気絶するように眠っているようだ。夢のなかにお酒を飲みながら、そのお菓子を食べている自分が出てくる。
お菓子を作っていると甘い香りが部屋中に漂う。フルーツの香り、バターが焼ける匂い、どれもおいしそうな香り。ここのところ、その香りに誘われワインを飲むことが多くなった。
その香りだけでどれだけ飲んでいることか。食べ物は要らないくらい。
お菓子づくりは工程が多くて、とても合間に一品料理は作れない。簡単な野菜の蒸し焼きとか、和え物ぐらい。
こんな感じ、
お菓子に懇親の力を込めているから、片手間に作れる、そんなものに感動する。野菜がこんなに美味しかったなんて、って。
そしてまた飲む。
大好きなフルーツ、葡萄の季節までに上手になりたい。。。
この気持をいつまでも。
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葡萄の季節までに上手くなりたい。
何でも飲みながらしか作れない私にとっては、お菓子作りは大変で、ものすごく時間がかかる。ふつうの人なら4時間でも、8時間、10時間かかってしまう。
ここ1ヶ月でだいぶ痩せてしまったようだ。お腹がへこんでいる。お菓子づくりに励みだしてからである。
飲みながら、作りながら、色んなコトを考えている。どうしたら美味しくなるかなあって。時間がどれだけあっても足りない。
砂糖をすりつぶす、粉をふるう、バターをゆるくする、卵を白身と黄身に分ける、など、ひとつひとつを「手早く」「手際よく」しないといけないのかもしれないけど、飲んでいるため動きも鈍い。
なんとか出来上がるころにはもうぐったり。でも、それは疲労やストレスじゃない。義務で作っているんじゃないんだから。
完成するまでに気持ちをいっぱい込めているから、心地良い疲れでほっとし、気絶するように眠っているようだ。夢のなかにお酒を飲みながら、そのお菓子を食べている自分が出てくる。
お菓子を作っていると甘い香りが部屋中に漂う。フルーツの香り、バターが焼ける匂い、どれもおいしそうな香り。ここのところ、その香りに誘われワインを飲むことが多くなった。
その香りだけでどれだけ飲んでいることか。食べ物は要らないくらい。
お菓子づくりは工程が多くて、とても合間に一品料理は作れない。簡単な野菜の蒸し焼きとか、和え物ぐらい。
こんな感じ、
お菓子に懇親の力を込めているから、片手間に作れる、そんなものに感動する。野菜がこんなに美味しかったなんて、って。
そしてまた飲む。
大好きなフルーツ、葡萄の季節までに上手になりたい。。。
この気持をいつまでも。
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