かぼちゃのグラタン ~ 小麦粉をよく焼く② [野菜]
グラタンとシチュー、クリーム煮の違いは上にチーズをのせて天火で焼くか、焼かないか。そんなことどうでもいいことだけど、シチューやクリーム煮の残りがあったら、チーズをかけて焼けばグラタンにすることもできる。
グラタンの材料は自由自在である。チーズも何を使おうが構わない。
チーズだけでもできそうだけど、それじゃあ濃厚すぎて食べられないかも。。。
先に投稿した記事、「里芋のグラタン ~ 小麦粉をよく焼く①」と材料・作り方はほぼ同じ。両方とも弁当で持っていったもの。こんなのをお昼に食べたら、ワインが欲しくてたまらない。
<材料>
かぼちゃだけではもの足りないので、ソーセージと生ハムを加える。何か動物性が入らないと、グラタンは食べていくうち飽きていく。
チーズは贅沢にカマンベールチーズを入れる。細かく切って散らすのではなく、ドーンと具材として使う。こういうのもおいしい。
牛乳を使わず生クリームだけで作るからバターは要らない。入れると味が濃くなりすぎる。
<下ごしらえ>
ラグビーボールみたいに変形したかぼちゃでも、2つに割ったら同じかぼちゃ。
種をスプーンでくり抜く。かぼちゃを保存するときは種は外して冷蔵庫へしまう。種をつけたままにしておくとカビる。
かぼちゃは皮が硬い。包丁を入れるときは斜めに刺して前へ押すこと。引いたら危ない。
にんじんは玉ねぎといっしょで、常備している野菜。
しかし、いつも困ることがある。独り者でにんじんを常備していると、ほぼ毎日登場してくる。同じ切り方では飽きるのと、少しだけ切るのはできないこと。
グラタンに1人分のにんじんなら、上の写真の量では多い。3切れあれば十分。
3切れのにんじんを、毎日形を変えてどうやって切るの? どなたか教えて欲しい。
輪切りかいちょうの薄切りなら、無駄なく少しずつカットすることができる。でもそれじゃあ楽しくない・・・
にんじんは生で食べても甘くておいしい。切りすぎたらよくそのままつまみ食いする。自分だけだから、つまんだのバレても怒られません。
ソーセージと生ハムはそれぞれ適当な大きさに切る。
カマンベールをカットする。
この量では多過ぎ。半分でも多いよ。
カマンベールは具材として使うから、大きくカットし、白カビは外さない。
カマンベールをとろとろに溶かして、グラタンを包み込むようにするなら、白カビは外した方がよい。クリーム煮やパスタにカマンベールを使う場合も、「白カビの部分は溶けない」から外す。
<作り方>
1.フライパンにオリーブオイルを引いて、玉ねぎを弱火でじっくりと、水分が抜けるまで炒める。
焦がさないように。
急ぐなら玉ねぎを端へ寄せて、どんどん次の材料を炒めていくといい。全部の具材に火が通るころに、甘い香りを放ってくれる。
ただし、混ぜて一緒に炒め合わせないこと。火が入りすぎる。
2.かぼちゃの皮を下にしてじっくり炒める。
かぼちゃの硬いのは皮だけ。実はすぐに火が通り、以外にも崩れやすい。皮さへ焼いて火を通せば、後は少し煮るだけでやわらかくなる。かぼちゃは下茹では不要。
実の方もこんがり焼いた方がおいしい。皮が焼けたらひっくり返して少し焼いておく。
火が通ったかどうかは、色が変わったかどうかで分かる。
3.にんじんとソーセージを炒める。
材料はガシャガシャ混ぜない。こんがり焼き付ける感覚で。
気持ちだけ急いで掻き回すとまずくなるよ。強火でガーッとやるのもいけません。
4.生ハムを入れて炒める。
生ハムはすぐ火が通る。サッと両面焼く。
5.小麦粉を入れて粉気がなくなるまでよく炒める。
小麦粉は強力粉。
この炒める工程は大事なのでじっくりと。
まずフライパンを煽って粉を材料全体に混ぜ合わせる。
弱火でジュージュー言わせる。音を良く聴く。
焦げると言ってきたらフライパンを煽って、木べらでひと混ぜして、材料を広げながら、ゆっくり混ぜる。
これを繰り返す。
途中でオリーブオイルを足したりすると、余計に粉がダマになる。
白い粉が完全になくなるまでじっくり焼く。
どうしても耐え切れずに、焦げを防ぎたくなったら、白ワインを足すといい。
6.白ワインを注ぎ、アルコールと水分を飛ばす。
量は好きなだけ。ただし、水分を全部飛ばしてしまうこと。
7.生クリームを入れて塩コショウし、弱火で乳臭さがなくなるまで煮る。
このあとパルメザンチーズをかけるから、その分控えめに塩をする。生ハムも入っているから、要らない場合もある。
8.耐熱の器に移してカマンベールチーズを入れ、パルメザンチーズを振りかける。
9.オーブントースターでパルメザンチーズが溶け、少し焦げ目が付くまで焼く。
10.小ねぎを散らして完成。
熱いところにねぎを散らすと、何とも言えぬ香りが漂う。
これは明日の弁当。食べてはいけない。
ねぎの香りに酔いしれ、コショウを振るのを忘れた。
カマンベールは具材としてグラタンの中に入っている。濃厚なカマンベールグラタンともいえる。子供には無理かも。
しかし、これはかぼちゃのグラタン。かぼちゃがチーズに包まれ、黄色いもったりとした甘さが引き立つのである。
ねぎの爽やかな香りもたまらない。
Take my sorrow and my sin.
I will run into Your arms again.
Hold me Father.
Sixpence None The Richer - Breathe
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ずっとひとりで生きてきたのは、放っておかれるのが好きだから。
誰になんて思われても気にしない。こっちもまわりを気にしていない。
放っておいてくれないと、揺らいで、悲しいことを思い出す。どうして放っておいてくれなかったの。
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グラタンの材料は自由自在である。チーズも何を使おうが構わない。
チーズだけでもできそうだけど、それじゃあ濃厚すぎて食べられないかも。。。
先に投稿した記事、「里芋のグラタン ~ 小麦粉をよく焼く①」と材料・作り方はほぼ同じ。両方とも弁当で持っていったもの。こんなのをお昼に食べたら、ワインが欲しくてたまらない。
<材料>
- かぼちゃ
- 玉ねぎ
- にんじん
- ソーセージ
- 生ハム
- カマンベールチーズ
- パルメザンチーズ
- 生クリーム
- 小ねぎ(青ねぎ)
- 小麦粉(強力粉)
- 白ワイン
- 塩
- コショウ
かぼちゃだけではもの足りないので、ソーセージと生ハムを加える。何か動物性が入らないと、グラタンは食べていくうち飽きていく。
チーズは贅沢にカマンベールチーズを入れる。細かく切って散らすのではなく、ドーンと具材として使う。こういうのもおいしい。
牛乳を使わず生クリームだけで作るからバターは要らない。入れると味が濃くなりすぎる。
<下ごしらえ>
- かぼちゃをひと口大に切る。。
- 玉ねぎを薄切りにする。
- にんじんを薄切りにする。
- ソーセージと生ハムを食べよい大きさに切る。
- カマンベールをひと口大に切る。
- 小ねぎを小口に切る。
- オーブントースターを予熱する。
ラグビーボールみたいに変形したかぼちゃでも、2つに割ったら同じかぼちゃ。
種をスプーンでくり抜く。かぼちゃを保存するときは種は外して冷蔵庫へしまう。種をつけたままにしておくとカビる。
かぼちゃは皮が硬い。包丁を入れるときは斜めに刺して前へ押すこと。引いたら危ない。
にんじんは玉ねぎといっしょで、常備している野菜。
しかし、いつも困ることがある。独り者でにんじんを常備していると、ほぼ毎日登場してくる。同じ切り方では飽きるのと、少しだけ切るのはできないこと。
グラタンに1人分のにんじんなら、上の写真の量では多い。3切れあれば十分。
3切れのにんじんを、毎日形を変えてどうやって切るの? どなたか教えて欲しい。
輪切りかいちょうの薄切りなら、無駄なく少しずつカットすることができる。でもそれじゃあ楽しくない・・・
にんじんは生で食べても甘くておいしい。切りすぎたらよくそのままつまみ食いする。自分だけだから、つまんだのバレても怒られません。
ソーセージと生ハムはそれぞれ適当な大きさに切る。
カマンベールをカットする。
この量では多過ぎ。半分でも多いよ。
カマンベールは具材として使うから、大きくカットし、白カビは外さない。
カマンベールをとろとろに溶かして、グラタンを包み込むようにするなら、白カビは外した方がよい。クリーム煮やパスタにカマンベールを使う場合も、「白カビの部分は溶けない」から外す。
外した白カビは捨ててはいけない。一番簡単な白カビだけのおいしい食べ方を紹介する。 黒コショウを挽いてオリーブオイルを垂らす。そして、上に小ねぎ(青ねぎ)を散らす。 チーズと青ねぎの相性は非常に良い。立派なワインのアテだ。 |
<作り方>
1.フライパンにオリーブオイルを引いて、玉ねぎを弱火でじっくりと、水分が抜けるまで炒める。
焦がさないように。
急ぐなら玉ねぎを端へ寄せて、どんどん次の材料を炒めていくといい。全部の具材に火が通るころに、甘い香りを放ってくれる。
ただし、混ぜて一緒に炒め合わせないこと。火が入りすぎる。
2.かぼちゃの皮を下にしてじっくり炒める。
かぼちゃの硬いのは皮だけ。実はすぐに火が通り、以外にも崩れやすい。皮さへ焼いて火を通せば、後は少し煮るだけでやわらかくなる。かぼちゃは下茹では不要。
実の方もこんがり焼いた方がおいしい。皮が焼けたらひっくり返して少し焼いておく。
火が通ったかどうかは、色が変わったかどうかで分かる。
3.にんじんとソーセージを炒める。
材料はガシャガシャ混ぜない。こんがり焼き付ける感覚で。
気持ちだけ急いで掻き回すとまずくなるよ。強火でガーッとやるのもいけません。
4.生ハムを入れて炒める。
生ハムはすぐ火が通る。サッと両面焼く。
5.小麦粉を入れて粉気がなくなるまでよく炒める。
小麦粉は強力粉。
この炒める工程は大事なのでじっくりと。
まずフライパンを煽って粉を材料全体に混ぜ合わせる。
弱火でジュージュー言わせる。音を良く聴く。
焦げると言ってきたらフライパンを煽って、木べらでひと混ぜして、材料を広げながら、ゆっくり混ぜる。
これを繰り返す。
途中でオリーブオイルを足したりすると、余計に粉がダマになる。
白い粉が完全になくなるまでじっくり焼く。
どうしても耐え切れずに、焦げを防ぎたくなったら、白ワインを足すといい。
6.白ワインを注ぎ、アルコールと水分を飛ばす。
量は好きなだけ。ただし、水分を全部飛ばしてしまうこと。
7.生クリームを入れて塩コショウし、弱火で乳臭さがなくなるまで煮る。
このあとパルメザンチーズをかけるから、その分控えめに塩をする。生ハムも入っているから、要らない場合もある。
8.耐熱の器に移してカマンベールチーズを入れ、パルメザンチーズを振りかける。
9.オーブントースターでパルメザンチーズが溶け、少し焦げ目が付くまで焼く。
10.小ねぎを散らして完成。
熱いところにねぎを散らすと、何とも言えぬ香りが漂う。
これは明日の弁当。食べてはいけない。
ねぎの香りに酔いしれ、コショウを振るのを忘れた。
カマンベールは具材としてグラタンの中に入っている。濃厚なカマンベールグラタンともいえる。子供には無理かも。
しかし、これはかぼちゃのグラタン。かぼちゃがチーズに包まれ、黄色いもったりとした甘さが引き立つのである。
ねぎの爽やかな香りもたまらない。
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Take my sorrow and my sin.
I will run into Your arms again.
Hold me Father.
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ずっとひとりで生きてきたのは、放っておかれるのが好きだから。
誰になんて思われても気にしない。こっちもまわりを気にしていない。
放っておいてくれないと、揺らいで、悲しいことを思い出す。どうして放っておいてくれなかったの。
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