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鶏肉となすのトマトソース煮 ~ カチャトーラ? [お弁当]

簡単に作ったトマトソースを使って、鶏肉となすのトマトソース煮を作ります。お弁当に持っていくのでニンニクは不使用、冷蔵庫に残っていたピーマンを入れました。

ピーマン入れ過ぎで、何だこれ? になってますね。でも、鶏肉はしっかり焼いて、なすも甘くておいしいトマトソース煮です。

カチャトーラってカッコイイ名前の料理がありますが、猟師風なのでいろんな作り方があります。その猟師によって作り方が違うってことですね。オリジナルなんてないと思います。カチャトーラは、私は落合務さんのトマトを使わない、鶏肉だけのが一番好きかな。

  <材料>(一人分)
  お弁当なので残り野菜の大集合です。
  • 鶏もの肉・・・4切れ
  • なす・・・1本
  • ピーマン・・・2個
  • ブロッコリーの軸・・・冷蔵庫の残り全部
  • オリーブオイル、小麦粉、塩、コショウ
ピーマン2個も入れると写真のようなピーマン弁当になります。ブロッコリーの軸は無ければ不要です(ふつう無いはず)。変わりににんじんやズッキーニ、いんげんなど入れたらおいしいと思います。

  <下ごしらえ>
  • なすを食べやすい大きさに切って、塩を振ってアクを抜く。
  • ピーマン、ブロッコリーの軸は適当な大きさに切る。
  • 鶏肉はひと口大に切って、塩コショウして小麦粉をまぶす。


なすに塩をして10分もおいたら、写真のように水分が出てきます。ペーパーできれいに拭き取ってください。塩水に浸けておく方法でもいいです。


鶏肉に塩コショウしたら小麦粉をまぶし、余分な粉をはたいておきます。小麦粉は強力粉ですが、薄力粉でもかまいません。

<作り方>
1.フライパンにオリーブオイルを引いて、なすを炒める。
なすは油をみんな吸ってしまいます。多めに引いて強火でカラッと焼く。なすに火が通った合図は、吸った油を外へ出してきた時です。よく見ていると分かります。

2.なすをトマトソースの方へ移し、鶏肉を焼く。

どうしてなすを先に炒めたかは、鶏肉を焼くと脂(旨み)がにじみ出てフライパンに残ります。その上で炒めるとなすが焦げて汚れるからです。
もちろん、逆でもかまいません。


オリーブオイルを引き直して、強火にして鶏肉の表面を焼き付けます。フライパンに鶏肉を入れたら動かさないこと。入れた瞬間はフライパンにくっついています。焼けるに従って自然に離れてきます。
鶏肉の下の方が白っぽくなってきたら焼けている合図、写真のようになるまで、表面をしっかり焼く。
裏返して両面とも焼き付けます。

3.ブロッコリーの軸を炒める。

ブロッコリーを大きくカットしていたので、鶏肉を裏返した時点で入れました。これだけ大きいと火が通るのに時間がかかります。

4.ブロッコリーに火が入ったら、ピーマンを炒める。
鶏肉は焼き過ぎると硬くなります。焦げそうになったら、トマトソースの方へ移す。鶏肉の中まで火が入ったかどうかは、串を刺して透明な肉汁が出てこれば大丈夫ですが、あの塊だとけっこう時間がかかるはず。不安なら、ワインをかけてフライパンに蓋をし、弱火で少し蒸し焼きにするか、鶏肉だけ先にトマトソースで煮ておくかです。

5.ピーマンに火が通ったら、フライパンにトマトソースと材料全部を戻して少し煮詰める。
味がなじむ程度に煮れば完成。あまり煮すぎると鶏肉が硬くなり、トマトソースが酸味が強調されるように変化してくるので注意。

炒められたなす、鶏肉をどうしてトマトソースの鍋に移し、またフライパンにもどしたかは、これを作る前にトマトソースを作ったからです。特に意味はありません。火が通ったものは別皿に移していけばいいですよ。
フライパンには焼いた鶏肉の旨みが残っていますので利用すること。ただし、余計な脂はペーパーで拭き取る。メタボ対策にもなります。

使ったトマトソースの作り方(簡単です) 
・トマトソース② ~ ワインの煮詰めがポイント 
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・錆びない鉄フライパン ~ リバーライト極


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