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冷凍したものの解凍の仕方 ~ オーブンで [道具]

例えば冷凍して保存しておいた挽肉を解凍するとします。常温、冷蔵庫、電子レンジ、どうしてますか?
常温だと寒い冬は時間がかかり、解けていく過程で細菌が増殖してきます。
冷蔵庫でゆっくり解凍は、すぐに使いたい時は無理。
電子レンジだとたいていうまくいきません。部分的に焼けてしまいます。それなのに解けてないところもある。
豚バラ肉など脂の多いところだと、確実に脂身が高温になり過ぎ焼けてます。


これはオーブンで解凍したものです。
オーブンで焼いたのではありません。それに、オーブンに解凍機能などありません。

オーブンを低温で予熱しておいて、そこに入れただけ。
早く使いたいときは、私のオーブンは60度の温度設定ができるので、冷凍したものを入れて、60度で2~3分。そのまま10分程度放置します。
分量にもよりますが、10分もあれば解けている。野菜を切っている間に出来上がり。

オーブントースターでだって少しだけ予熱か加熱しておいて、スイッチを切って冷凍の食材を入れておけば解凍できます。

まだ解けてないところがあったら、オーブンにもう少し入れておけばいいだけ。

電子レンジだとうまくいかないし、解凍するにしたって、”調理” しちゃってるから、ほんとの調理(焼いたり煮たり)に支障が出ます。焼けた肉を焼いたっておいしくありません。

オーブンで解凍してみてはどうでしょうか?

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手作りバニラアイスクリーム【lello アイスクリームメーカー編】 ~ 使い方と注意点 [道具]

コンプレッサー内蔵のアイスクリームメーカー、Lello オートマチックアイスクリームメーカージェラートの使い方の記事です。
このアイスクリームメーカーは説明書が英文で、その英文解説も詳しくないため、これから購入を考える人と使っている人へ、使っていて分からないこと、注意しないといけないことをいくつか紹介いたします。少しでもお役に立てればと思いますので、この先も気付いたことは加筆していきます。

このアイスクリームメーカーはコンプレッサーを内蔵しているため、冷蔵庫と同じで、冷却する機能を自身で持っています。冷凍庫に入れて作るタイプのアイスクリームメーカーと違って、短時間で滑らかで口解けの良いアイスクリームができあがります。
冷凍庫に入れなくていいので、冷凍庫のスペース確保はしなくていいですが、機械自体けっこう大きいので、部屋の片隅にドーンと設置することになります。


まず、一番気をつけないといけないこと。

・平らな場所に設置すること。
・稼動させてから電源を切ったら、再び電源を入れるなら、5分以上たってからにすること。

あまりあっちやこっちに移動させてはいけません。電源も入れたり切ったりしてはいけないので、注意が必要です。
どちらも冷蔵庫と同じで、頻繁に移動させたり、スイッチを入れたり切ったりしないのと同じです。

アイスクリームが出来上がって、固まり加減を確認しないでスイッチを切ってしまうと、軟らか過ぎたからもう一度作動させよう、なんてしないように。納得いく硬さに固まるまで電源スイッチは切らないことです。

外国製品ですが、日本の100Vのコンセントにさして使うことができます。ただし、三つ又ですので、三つ又のコンセントの差込口が無ければ、変換アダプターを用意する必要があります。パソコンなどもよく三つ又になってますから、電器屋さんに行けば、アダプターも三つ又コンセントもふつうに売ってますから、これは心配要りません。

英文の簡単な説明書(説明書きのレベル)が付いてますが、英和辞典があれば理解できる程度の文章です。日本語説明書が無くても大丈夫。
いろんなアイスクリームのレシピも、文章で書いてありますけど、これは外国人に合う味ですので、そのまま作ってもどうかな? と思います。レシピは自分で作るものと考えましょう。

このアイスクリームメーカーで初めて作ったときは、失敗しました。その失敗を生かして、今ではおいしいアイスクリームが毎回できるようになりました。

  <失敗したこと>
  1. アイスクリームを作り始める1時間前に電源を入れて冷やしておいた。
  2. アルミ製のボールを事前に冷凍庫で冷やしておいた。
  3. アルミ製のボールを機械の奥まで、確実に押し込んでなかった。
この3つです。
1.マシンが冷えた状態で作り始めた方がいいだろうと、先に作動させておいたのですが、予備冷却は不要でした。1時間、事前に電源を入れて冷やしておいたため、アイスクリームを作り始めてすぐに、周辺だけ冷え固まって、羽根が回転しなくなった。
ボールはアルミ製で熱伝導が良く、接しているところが一瞬で冷え固まり、周辺がカチカチに凍って、羽根が回転できなくなったのです。
事前の予備冷却は不要で、電源を入れるのはせいぜい10分前。5分前でもできてます。アイスクリーム液(アパレイユ)が出来て、氷で冷やしてから、電源を入れれば十分です。

2.アルミ製のボールはアイスクリームメーカーの電源を入れる時、外した方がいいです。熱伝導が非常にいいので、冷やし過ぎると周辺のみ一瞬で冷え固まります。
常温のままのボールに、アイスクリーム液を入れて作ってもうまくできましたから、どうしても心配なら液を移す直前に冷蔵庫にでも短時間入れたらいいです。
でも、アイスクリームのレシピ本には、たいてい、容器を事前に冷やしておくことって書いてあります。

3.アイスクリームメーカーにボールを入れるとき、密着性が高いので、奥まで入れるのに力が要ります。



こうして底にぴったりくっつくまで押し込みます。丈夫なパッキンの役割をするゴムが硬いので注意してください。

奥まで入ったかどうかは、左右にある取っ手の止め口が、きっちり下まではまっているかどうかで分かります。早く短時間にアイスクリームが出来上がるよう、ボールとアイスクリームメーカーの密着性が高いくなっているものと思われます。

外観はこんな感じです。

巨大な炊飯器といった感じ。炊飯器が2個分近いです。

タイマーセットとスタート(ストップ)ボタン。電源スイッチは後部の側面にあります。作動中に誤って電源を切ってしまわないようにですね。

下のグリーンの窓にタイマーのセット時間と残り時間が表示されます。

アイスクリームを撹拌する羽。


羽根を取り付けた蓋の差込口。

1本のあまり太くない金属の棒が、中心の穴にちょうど入るよう、蓋をのせます。そんなに太くない棒ですので、変な風にさして曲げて折ってしまわないよう、ここも注意が必要です。


これがその金属の棒です。ここから電流が回転軸に流れるような仕組みですね。斜めにさして棒を折ってしまわないようにしてください。

作動のさせ方は、

手作りバニラアイスクリーム【後編】 ~ コンプレッサー内蔵アイスクリームメーカーで

の記事でのせてますので、そちらを参照してください。アイスクリームの作り方はいたって簡単。タイマーセットしてスタートボタン押すだけ。
途中で出来具合の確認をしたい時は、ストップボタンを押して一時停止させ、蓋を開けて固まり具合を見れます。スタートボタンとストップボタンは共通ですので、動作中にボタンを押せばストップ、停止中にボタン押せばスタートします。誤って電源スイッチ自体を押さないように注意するだけ。電源スイッチは後部側面なので、まず押さないと思いますが。

タイマーのセット時間も何度も修正できます。30分でセットして30分後、まだやわらかいからと、あと5分セットしてスタートなんてこともできます。

さて、もうひとつ注意しないといけないこと。この謎はまだ解けてないのですが、「ピーピー」と警告音が鳴っている時は、タイマーの時間が進んでいきません。でも、羽根は回転してアイスクリームは作ってくれています。
ボールの押し込み方が足りないのか、蓋がきちんとはまっていないのか、いろいろと原因を究明しているのですが、いまだ分からないままです。
タイマーが進んでいかないので、別のタイマーをセットしておくか、時計を見ながら作っています。
警告音と動作とは関係ないようですので、アイスクリーム製造には影響ありません。タイマーの時間が進まないのと、「ピーピー」と音がわずらわしいだけ。

事前の予備冷却を全くしないで、ボールは常温、電源スイッチ入れて5分後にスタートボタンを押したときは、警告音は短時間だけでタイマーはどんどん進んでいきました。
でも、これが解決策なのかは不明です。分かったらまた加筆します。
どなたか分かる方がいらっしゃったら、教えてもらえると助かります。

ということで、アイスクリームメーカーのタイマーはあまりあてにしないで、味見しながら出来上がり具合を確認すること。これはタイマーが正常に進んでいても同じこと。
牛乳500mlと生クリーム200ml、卵黄6個の分量なら45分で出来上がります。それ以上作動させるとアイスクリームが硬くなって、羽根を抜くのが難しくなります。羽根に付いたアイスを取るのもです。

コツはやややわらかい状態で別の容器に入れ、冷凍庫にしまうこと。やわらかくてもアイスクリームメーカーが空気を十分に含ませながら、羽根を撹拌させて作ってくれてますので、じゃりじゃりとかしゃりしゃりしない、結晶の無いアイスクリームになってますからご心配なく。

ただし、容器に詰めたアイスクリームだけで、すぐに冷凍する。お持ちの冷蔵庫に製氷機専用の部屋とか、急速冷凍の部屋とかないですか? 無かったら少しの間だけ、中に入れている食品をチルドルームや冷蔵庫に退避させてください。無理ならアイスクリーム周辺だけでもどかす。
出来上がったアイスは冷たいですから、すぐに冷えます。ほんの15分でいいので、その間だけ食品をどかしてください。アイスが冷えたらどかした食品を戻せばいいだけです。
このひと手間で、なめらかで口解けの良い、解けた水分がじゃりじゃりと結晶化してない、おいしいアイスクリームになります。せっかくなめらかなアイスクリームを作ったのに、保管中結晶化させたら...

出来上がったアイスクリームは感動の域ですから、タイマー作動の謎なんてどうってことありません。
他に愛用している外国製品のデロンギ、コンベクションオーブンは、ダイヤル式のタイマーのメモリは5分単位しかなくて、非常にアバウト。正確性はありません。
でも、出来上がりは精密な日本製品との比較になりません。ピザを焼いたら分かりますが、高価なオーブンに負けません。
出来具合は自分の目と舌、鼻で見ろということですね。いかにも外国製品って感じで私は好きです。

アイスクリームの作り方は下の記事で参照してください。コンプレッサー内蔵のアイスクリームメーカーで手作りすれば、もう、アイスを買って来ることも、食べに行くこともなくなり、味を自分自身で追求していくだけ。


バニラアイスクリームの作り方 
・手作りバニラアイスクリーム【後編】 ~ コンプレッサー内蔵アイスクリームメーカーで
他のコンプレッサー内蔵のマシン 
・コンプレッサー内蔵のアイスクリームメーカー 
アイスクリームの基礎知識
・手作りバニラアイスクリーム【前編】 ~ アイスを作る前に 

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石鹸 ~ 石鹸はどれも同じ? [道具]

最近、ちょっと疲れ気味で料理の作り方の記事を書くのをさぼっています。ふつうに食べるよりも、写真取ったりで倍以上の時間がかかるので、ペースを落とすことにします。

今日は石鹸のお話を。
ちょうど新しい石鹸を下したので写真に取りました。

何のことはない、極ふつうの固形石鹸です。パッケージには無添加石鹸と書かれていますが、石鹸にこだわりは持っていません。何でも使います。

ただし、化学の合成物質で作られたものは使いません。
写真の石鹸は体を洗う石鹸売り場に売っている、固形の石鹸の中の合成物質が使われていないものです。臭いも何もありません。安価なもの。

これで、自分自身の体も、食器もお鍋も木のまな板もみんな洗います。石鹸は使い分ける必要はないと思います。

液体の石鹸でも化学物質が使われてないものもありますけど、けっこう高価ですね。少ない量でいい値段付いてる。液体ので安い石鹸探すと、やはり合成石鹸になる。でも、そんなもので木のまな板や土鍋を洗って、染み込ますわけにはいきません。

合成された液体石鹸は、よく便利なボトルに入って売っています。ポンと頭を押せば1回分の量が出てきて、この使い良さを覚えたら止められなくなります。もう、固形石鹸になど使う気になりません。

  <固形石鹸の良いところ>
  • 安価である。
  • 手が荒れない。
  • 油が良く落ちる(油で出来てるから当たり前)。
  • 万一、食べるものにかかっても大丈夫。なんなら野菜だって洗ってもOK。
  • スポンジが超長持ちする(液体の合成石鹸浸けっ放しにすると、すぐにダメになるでしょ?)。
  • 台所用、体用とか石鹸を使い分ける必要なくなる。
他にもあるでしょうが急には思いつきません。

  <固形石鹸の悪いところ>
  • 小さくなったとき使いづらい。
  • 水やお湯に溶けやすく、やわらかくなって皿やバットにくっつく。
  • よくすすがないと、白い粉として残る。
  • 薄くなると折れる。
  • 良い香りがしない。
これくらいでしょうか。
体や髪の毛を洗っても良い香りは当然付きません。でも、支障ないと思いますけどねえ。

オリーブオイルで出来た石鹸など使えたらいいなと思いますが、とても高価で庶民には無理ですね。

何にでも例外があり、洗濯機や食器洗い機などには向いていません。それらには香りの付いた合成石鹸使わないと、機械の中が匂ってきます。仕方ないので合成石鹸使ってます。

石鹸は体用、台所用、洗濯用、...色々ありますが、何が違うんでしょうか? 合成された化学の成分が違うだけじゃないのかな。いつも選ぶの大変でしょ。
固形石鹸1個で全てを済ませる決意はできませんか?

石鹸について触れた記事
・さんまご飯 ~ 薬味と梅干でさっぱりと
長持ちしているスポンジ

さんまを焼いたグリルを洗う前に。。。


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