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豚丼の具 ~ 砂糖を焦がしてから [豚肉]

牛肉があまり好きでなくて、私のブログに牛肉は出てこないかもしれません(笑)。好きでないというか、おいしいとは思うけど、高くて買えなくて(もっと笑)。
牛丼の代わりに豚丼。豚肉で牛丼と同じ作り方で作れば、豚肉だって言わなければバレナイカモ。安上がりになるので、子供に食べさせる目的なら、ぜひ、豚丼を!

ちょっとだけ工夫して、焦がした砂糖で材料を煮ます。ザラメがあればそれを使えば、おいしい豚丼になりますが、なければ砂糖を焦がせばおいしくなります。

牛丼はワインで煮てあるはずなので、ワインを使います。なければ酒でもいい。
生姜とニンニクも入れ、濃厚で風味豊かな豚丼に仕立てる。安上がりなのにおいしい豚丼。作り方変えるだけで、吉?家の味に。

  <材料>(1人分)
  • 豚バラ肉・・・あるだけ
  • 玉ねぎ・・・中1個
  • ニンニク、生姜・・・各ひとかけ
  • 砂糖
  • 白ワイン(赤ワイン)
  • しょうゆ
  • みりん
分量が書けません。こういうの作る時、計らないのでごめんなさい。コツはやや薄味で作って、煮詰めて濃くしていくこと。煮汁の色、香り、味見で作れるようになってください。


玉ねぎを縦と横に切ってあります。縦に切れば形が残り、横に切ると味の染み込みが良く、とろとろになります。両方の切り方をする必要はありません。豚丼なら横切りがいいかな。

<作り方>
1.鍋に砂糖と水少量入れ、弱火にかけて焦がす。
水の量は少しです。弱火でじっくり、徐々に沸かしていく。


キャラメルの要領です。沸き始めるとフツフツと小さな泡が出てきます。この時、混ぜてはいけません

焦がすのが目的なので、混ぜて焦げないようにしたら意味ない。このあたりの工程は「・黒糖カシューナッツ ~ 結晶化がポイント」の記事に写真をたくさんのせてあります。


キャラメル。焦げてきたら、鍋を持って回す。焦げたままにしておくと、鍋底にこびりつく。

2.砂糖が焦げたら、火を止めて少し冷まし、白ワインとみりんを入れる。
砂糖が沸騰したまま入れたら、撥ねて火傷します。冷めてから入れること。

ワインとみりんを入れたら、強火にかけてアルコール分を飛ばす。

3.玉ねぎ、ニンニク、生姜を入れて煮る。

玉ねぎから水分が出てきます。煮汁として足りない分は水を足すのですが、玉ねぎがしんなりしてから足せばいいです。ここではまだしょうゆも入れません。早くから入れるとしょっぱくなりすぎる。

4.玉ねぎがしんなりしたら、しょうゆを入れて煮立てる。

一応、味見をしてください。少し薄めがいい。しょうゆを足すか、水を足すかです。味見は1回だけにしましょう。何回もすると馬鹿舌になります。

5.玉ねぎをひとつ味見して、これでいけるとなったら、豚バラ肉を入れて煮る。

肉は軽く煮るだけ。ちょうど火が通ったくらいにします。そうすればやわらかくて牛丼だって食わせればバレません。味が濃くてニンニク、生姜の風味が利いているので、ほんと牛丼です。

本気で牛丼だって騙すなら、豚肉の下ごしらえをしてください。酒につけて、豚臭さを抜いておく。

6.豚肉に火が通ったら、火を消して冷ます。

出来立てでたべるよりは、一旦冷ましてから、温め直した方が、豚肉に味が染み込みおいしくなります。くれぐれも、豚肉に火を通しすぎないこと。硬くなります。硬くなっちゃったら、さらに煮詰めればバラ肉なのでまたやわらかくなります。

完成、牛丼風の豚丼の具。

生姜の香りがなんともいえません。牛丼の香り...

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簡単ブリの照り焼き ~ 漬け込んでから焼く [ブリ]

ブリをタレに漬け込んで、フライパンで焼く照り焼き。グリルで焼く照り焼きは焦がさないよう焼くのが難しいので、フライパンで簡単に焼くだけ。これだと正確には照り煮になります。



  <材料>
  • ブリ切り身・・・3切れ
  • しょうゆ・・・大さじ3
  • みりん・・・大さじ2
  • 酒・・・大さじ1
  • 砂糖・・・小さじ1
  • 長ねぎの青いところ1本分
分量は私の好みですので調整してください。砂糖は無しでもいいです。長ねぎも無しで構いません。生姜をふつう入れますが、ちょうどねぎを別のことに使って、青いところが余ったので。生姜もねぎも役割としては同じで、臭み消しになります。
ねぎ、生姜がなくても、酒で臭みが消えます。この使うのはどちらかというと風味付けのためです。


養殖ブリなので脂がすごい。

  <下ごしらえ>
  • しょうゆ、みりん、酒、砂糖を混ぜて漬けダレを作る。
  • バットにブリとねぎを入れ、タレをかける。
  • 冷蔵庫で2時間~半日漬け込む。


バットは小さく深いのがいいです。タレによく浸かります。
漬け込む時間は、最低2時間。半日も漬ければ味が染み込み、かなりおいしくなる。


3時間後。ブリの表裏をひっくり返す。


6時間後。見るからに切り身にタレが染み込んでいる。
6時間も待てないなら、2時間漬ける。2時間でも待てないなら、漬けないで焼く方法もあります。後ほどその方法を書きます。

<照り焼きの作り方>
1.ブリの切り身をタレから取り出し、ペーパーで水気を拭き取る。
これをしないと、フライパンで焼く時にすぐ焦げ付きます。必ずしてください。
漬けダレは後で使うのでとっておく。

2.フライパンを温め、サラダ油を引いて切り身を中火以下で焼く。

ねぎも一緒に入れちゃいましょう。ねぎの風味が付きます。ねぎには最後まで役割を果たしてもらう。
強火で旨みが逃げないよう焼き付けたいところですが、タレが焦げます。中火以下で表面だけ焼き固める。弱火でもいいくらい。
裏返して両面とも焼く。

魚は皮がおいしい。皮をカリカリに焼くと旨い。でも、ブリの皮は分厚くて硬くておいしくないんです。皮は食べないので焼かない。
タレに漬け込んであるので、生臭みは無くなっています、食べたければ食べてもいいです。

3.両面焼いたら、漬けダレを入れて強火で煮詰める。
漬けダレをかけ、


火を強めて沸かしたら、フライパンを持って回すとタレがよく絡まります。

途中、ひっくり返して、両面ともタレが絡まるようにします。

火は強火でしないと、タレが煮詰まりません。ブリは長く加熱し過ぎたらパサついて硬くなります。強火で一気にタレにとろみを付けて絡めます。
タレが少なくなってとろとろになったら完成です。

切り身が厚くて中まで火が通るか心配なら、焼く時、片面焼いて裏返したら、酒をかけてフライパンに蓋して蒸し焼きにしてもいいです。

タレに漬け込まないで焼く方法は、
ブリの切り身に塩(強め)をふってしばらくおき、水分を拭いてフライパンで焼く。両面とも焼き完全に火を通したら、皿に盛っておく。
そのフライパンで調味料を徹底的に煮詰めて、とろとろの ”かけダレ” にしたら、ブリにかけて食べる。
これでも、まあまあな味になります。こうするなら砂糖を多目がいいと思います。

ブリの照り焼きが出来たら、豚肉のしょうが焼き、鶏肉の照り焼きも出来るようになったも同じです。材料によって焼き方のポイントは変わってくるけど、作り方自体は変わりません。応用していろいろ作りましょう。
なお、鶏肉の照り焼きはタレに漬け込む必要はありません。

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もやしと豚バラ肉のせいろ蒸し ~ 削り節とぽん酢で [豚肉]

もやしと豚バラ肉、どちらも安い材料で助かります。炒め物もおいしいですが、蒸すとさっぱりした料理でありながら、旨みが凝縮されてもっとおいしくなります。
もやしと豚肉でよく蒸し物するため、梅干使ったり、味噌とバターで味付けしたり、ぽん酢でさっぱりとか、食べ方を変えて色々です。

今回は残り野菜も加えて、削り節とぽん酢をかけて食べてみた。

なんだかお好み焼きのようですが、鰹節の香りでいっぱいになり、けっこうおいしく食べられました。

作り方は簡単で、お皿にもやしと野菜をのせたらせいろにセット、


お湯を沸かしたら、豚バラ肉を広げてのせて蒸すだけ。Tips1

この量なら10分も蒸せば出来上がり。心配なら蒸している時、途中で覗いて見ればOK。茶碗蒸しと違うので、途中で開けたって大丈夫です。

オクラが余っていたので入れたのですが、オクラは10分も蒸したら色が悪くなります。熱湯で1分くらい下茹でしてからのせるだけにしました。


ゆずを上から絞って、

ぽん酢をかけて食べました。
オクラをのせたために、相性のいい鰹節をかけたわけですが、鰹節はかけなかったほうが良かった。

ぽん酢の作り方 
・簡単ぽん酢の作り方 
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せいろじゃなくタジン鍋で蒸し焼きにしてもおいしく食べられます。
タジン鍋の紹介記事 
・タジン鍋比較 ~ 鍋の選び方 


Tips1
お皿にのせて蒸すと、豚肉の脂、旨みを野菜が全部吸います。メタボならざるにのせて、余計な脂を下へ落としてしまうといいですよ。

直接せいろにのせると、脂がべっとり付いて、洗うのが大変になります。せいろは洗剤で洗わないから、ステンレス製のパンチングざるを使うと便利です。あんまり売ってないので見つけられない方のために、ネットで探してみました。サイズが色々なので、せいろに入るか確認してくださいね。内径と外径の表記も確認しないと、実際には入らなかったなんてことになります。少し小さ目を買った方がいいかな。



これは高さが深めです。内径21cmで外径は計ったら22.5cmでした。


これは浅めです。こちらも外径は22.5cm。

サイズは他にもあります。確認してください。ボールまでいかないくらいの、もっと深いのもあります。ショップリンクを貼っておきますので、興味のある方は探してみてください。



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簡単ぽん酢の作り方 [ソース・たれ・出汁・つゆ]

ぽん酢は簡単に作れます。酢醤油に昆布と鰹節を浸して一晩おいて、果汁を絞るだけ。


ふだんは計量しないで適当に合わせてますが、不親切なのでたれとソースの作り方の本、「たれとソースの早引き便利帳」を見てみると、

ポン酢しょう油のページ(P.24)があって、

だいだいの絞り汁 大さじ3、酢 大さじ3、しょう油 大さじ5、みりん 大さじ1、昆布(粗切り) 1/8カップ(5cm角)、削り節 1/4カップ(5g)

とありました。その配合でボールに入れてみました。

だいだいはあまり売ってないので、ゆずを使った。
でも、ここで考えないといけないのは日持ち。一度に全部使い切るなら別ですが、たまにしか使わないなら、日持ちがしない要素を取り除かないといけません。
煮立てて加熱すれば、グンと日持ちするようになります。しかし、お酢は加熱すると酸味が飛んでしまう。加熱しないで1ヶ月とか日持ちさせるには、上の材料で一番早く痛むもの、果汁。

果汁だけ除いた他の材料だけ混ぜて、冷蔵庫で一晩おき、昆布を外してざるで削り節を濾す。
そして、使うときに果汁だけ絞ってまぜる。
これで1ヶ月は大丈夫です。もっと日持ちさせたければ、

しょうゆとみりんに昆布と削り節を浸して一晩置いて、濾したら一度煮立てる。冷めたらお酢を加える。
更に日持ちするようになります。

昆布や削り節を浸けておくの面倒なら、昆布だけでもいいし、出汁の素を使ってもいいでしょう。それも面倒なら、出汁無しで、しょうゆとお酢、みりん、果汁だけでもぽん酢になる。即席で作るなら、これで十分。
果汁はレモン、酢橘、かぼす、ゆず、その時の気分で変えると、また別のおいしさが味わえます。

それでも、おいしいぽん酢を追求するより、食べる材料のおいしい調理の仕方を考えた方が良いと思います。


たれとソースの早引き便利帳 (SEISHUN SUPER BOOKS)

たれとソースの早引き便利帳 (SEISHUN SUPER BOOKS)

  • 作者: 川上 文代
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 単行本

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枝豆せいろ蒸し ~ 来年までさようなら [野菜]

枝豆も10月になったら終わりですね。最後に食べ収め。来年までさようなら。
枝豆は生のものならせいろで蒸して食べるのが、最もおいしい食べ方。少量の水で蒸し焼きや、フライパンで油で炒めてから、蓋をして蒸し焼きにするのもおいしい。熱湯で茹でてしまうと、さやの緑は鮮やかですが、旨みが逃げているようで、茹でるのは好きではありません。

せいろで蒸すとさやは黒っぽくなってしまい、見た目はかなり悪くなります。それでも、豆の美味さは格別、コリコリした食感も残っている。

まず、ボールに枝豆を入れて水で汚れを落とす。
汚れが取れたら水気を切って、たっぷりの塩をまぶす。

かき混ぜて全体に塩をまぶしたら、そのまま30分くらいおく。

お湯を沸かして、枝豆をざるに移してせいろにのせる。


強火で8分蒸す。

蒸すとどんより黒ずみます。

蒸した枝豆は熱々はおいしくない。冷ましてさらに冷蔵庫で冷やす。


冷蔵庫で冷やすと青い枝豆の香りもなくなります。
それでも、豆は格別。

来年までお別れ、今年の夏を思い出しながらビールを飲む...

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