タラと菜の花のスパゲティ ~ タラをおいしく調理する [パスタ・ピザ]
タラと菜の花でパスタ。タラをお酒で臭みを抜いて、菜の花のほろ苦さとで、冬と春のおいしさを両方楽しみます。
タラは鍋には定番の魚ですね。冬が旬の魚で淡白な味だからどんなお鍋にも合います。
でも、タラって生臭いとか身がパサパサでおいしくないなんて思っているんでは?。それに、タラって高価なのです。
冬ならもっと手軽に使える食材、”カキ” があるため、タラは止めてカキにしようなんて、私もタラじゃなくてカキを買うことが多いです。
<材料>
タラは生タラです。塩タラはあまり食べたことがないのでよく分かりませんが、塩の量を調節すれば作れると思います。
他の白身の魚でもできます。鯛、金目鯛、甘鯛、黒むつ、赤むつ、ほうぼう (← みんな高級魚だ)、青魚のアジでもいい。
菜の花の代わりはアスパラとかブロッコリー、ミニトマトはふつうのトマトでも構いません。
タラの臭みを消しておいしく食べるために、長ねぎとイタリアンパセリはぜひ入れて下さい。イタリアンパセリがなくてチリチリのパセリでもいいですが、香りは全然違います。1袋買ってくると使い切れない? 保存の仕方も紹介しますので、一度おいしさを味わってみてください。
アンチョビはフィレがあればベスト。使い切る自信がなければペーストを持っておくと便利です。でも、シャバシャバの液体のものは止めましょう。
<下ごしらえ>
菜の花は茹でますが、調理する前に蘇生しておきます。氷水にしばらく漬けておくことで、新鮮なものでなくても、多少はシャキッとさせることができます。
水気を切ったら3、4cmに茎ごとザク切りにする。
タラに白ワインを振りかけます。
10分程度置いたら、ペーパーで水分を拭き取る。
タラの皮を外します。
皮は付けたままでも構いませんが、魚は皮と身に旨みと生臭みがあります。臭みを取るか旨さを採るかはお好きなように。タラの煮付けじゃないので、外した方がいいかもしれません。
皮を下にしてまな板に置いたら、皮と身の間に包丁を入れて、包丁を前後に大きく動かしながら、皮を引っ張っていけばきれいに外せます。
もし、皮引きに失敗したら、皮付きのまま炒めてしまえばいいですよ。
タラをひと口大に切って塩、コショウをしてオリーブオイルをまぶして絡めます。
ふつうは塩をして魚の臭みを抜きますが、ワインだけでも抜けてます。タラは身の水分を抜きすぎるとパサパサになります。
塩、コショウしたらすぐにオリーブオイルを絡めます。全体にコーティングするように。
イタリアンパセリの葉を摘み取ったら、包丁でみじん切りにするか、手で細かくちぎります。
長ねぎは縦に切ります。
まず半分に切って、千切りよりは太く切る。
あまり細く切り過ぎると、炒めるときに焦げやすくなります。
<作り方>
1.フライパンにオリーブオイルを引いて、鷹の爪を入れてねぎを炒める。
弱火でじっくりと。ねぎの香りが立ってくるまで炒めます。焦がすと苦くなるので、時々フライパンを揺する。
2.タラを入れて炒める。
漬けておいたオリーブオイルごと入れてしまえばいいです。
火を中火くらいにして表、裏とも表面が白くなるまで炒めます。この後煮詰めるので、炒め過ぎに注意です。加熱し過ぎは身のパサ付きに。
3.タラの表面が焼けたら、アンチョビを炒めてオイルに溶かし、白ワインを振りかける。
アンチョビはすぐ溶けます。焦げないようにすること。
白ワインをかけてアルコールを飛ばしたら、フライパンを揺すってワインの水分も飛ばします。
本当はワインの前に、イタリアンパセリを半分炒めて、オイルに香りを移すのですが、鮮度が悪くしおれていたため後にします。炒めるととろけてなくなりそうだった。
4.ミニトマトとお湯で溶いたコンソメを入れて沸かす。
ミニトマトはそのままで甘いです。ふつうのトマトならブイヨン入れる前に少し炒めてください。
沸いたらイタリアンパセリの半分を入れて軽く煮る。
↓
煮過ぎはダメ。タラが硬くなります。ヘラで混ぜたりもしないように。タラの身が割れます。フライパンを揺すって混ぜながら煮る。
5.ソースの火を止めてパスタを茹でる。
パスタの茹で上げと、ソース作りが同時進行できるなら、タイミングをみてやってください。
6.パスタが茹で上がる3分くらい前に菜の花を入れる。
菜の花は茎が太いですが2分も茹でればOK。シャキシャキがお好きなら1分にしてください。
7.ソースを温めてパスタと絡める。
ブイヨンの汁気もパスタが吸ってしまいます。茹で汁を足して調節。
味見して塩、コショウする。
8.オリーブオイルを回しかけてさらに絡める。
汁気のあるソースの時はオリーブオイルを足すといいです。水分とオイルが絡まっておいしくなります。
汁気だけだとパスタがどんどん伸びてひっついてしいます。
オリーブオイルが苦手でもたっぷりのオリーブオイルがないと、おいしいソースになりません。苦手ならピュアオイルを使ってみてください。香りが弱くクセもありません。
9.お皿に盛ってイタリアンパセリを散らして完成。
タラの臭みはまったくありません。身もパサパサしていません。それでもタラの味はしっかりします。
イタリアンパセリのさやわかな香り、菜の花のほろ苦さも加わり、白ワインがおいしくいただけます。
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タラは鍋には定番の魚ですね。冬が旬の魚で淡白な味だからどんなお鍋にも合います。
でも、タラって生臭いとか身がパサパサでおいしくないなんて思っているんでは?。それに、タラって高価なのです。
冬ならもっと手軽に使える食材、”カキ” があるため、タラは止めてカキにしようなんて、私もタラじゃなくてカキを買うことが多いです。
<材料>
- 生真だら切り身
- 菜の花
- 長ねぎ
- ミニトマト
- イタリアンパセリ
- アンチョビ
- コンソメ顆粒
- 塩、コショウ
- 鷹の爪
- オリーブオイル
- 白ワイン
タラは生タラです。塩タラはあまり食べたことがないのでよく分かりませんが、塩の量を調節すれば作れると思います。
他の白身の魚でもできます。鯛、金目鯛、甘鯛、黒むつ、赤むつ、ほうぼう (← みんな高級魚だ)、青魚のアジでもいい。
菜の花の代わりはアスパラとかブロッコリー、ミニトマトはふつうのトマトでも構いません。
タラの臭みを消しておいしく食べるために、長ねぎとイタリアンパセリはぜひ入れて下さい。イタリアンパセリがなくてチリチリのパセリでもいいですが、香りは全然違います。1袋買ってくると使い切れない? 保存の仕方も紹介しますので、一度おいしさを味わってみてください。
アンチョビはフィレがあればベスト。使い切る自信がなければペーストを持っておくと便利です。でも、シャバシャバの液体のものは止めましょう。
<下ごしらえ>
- 菜の花を氷水に漬けてシャキッとさせる。
- タラに白ワインを振りかけ臭みを抜く。
- タラの皮を外してひと口大に切り、塩、コショウする。
- タラの臭みを抜いたらオリーブオイルで表面をコーティングする。
- イタリアンパセリの葉を摘み取る。
- ミニトマトを縦に4つに切る。
- 長ねぎを縦2、3mmに切る。
- コンソメをお湯で溶いておく。
菜の花は茹でますが、調理する前に蘇生しておきます。氷水にしばらく漬けておくことで、新鮮なものでなくても、多少はシャキッとさせることができます。
水気を切ったら3、4cmに茎ごとザク切りにする。
タラに白ワインを振りかけます。
10分程度置いたら、ペーパーで水分を拭き取る。
タラの皮を外します。
皮は付けたままでも構いませんが、魚は皮と身に旨みと生臭みがあります。臭みを取るか旨さを採るかはお好きなように。タラの煮付けじゃないので、外した方がいいかもしれません。
皮を下にしてまな板に置いたら、皮と身の間に包丁を入れて、包丁を前後に大きく動かしながら、皮を引っ張っていけばきれいに外せます。
もし、皮引きに失敗したら、皮付きのまま炒めてしまえばいいですよ。
タラをひと口大に切って塩、コショウをしてオリーブオイルをまぶして絡めます。
ふつうは塩をして魚の臭みを抜きますが、ワインだけでも抜けてます。タラは身の水分を抜きすぎるとパサパサになります。
塩、コショウしたらすぐにオリーブオイルを絡めます。全体にコーティングするように。
イタリアンパセリの葉を摘み取ったら、包丁でみじん切りにするか、手で細かくちぎります。
長ねぎは縦に切ります。
まず半分に切って、千切りよりは太く切る。
あまり細く切り過ぎると、炒めるときに焦げやすくなります。
<作り方>
1.フライパンにオリーブオイルを引いて、鷹の爪を入れてねぎを炒める。
弱火でじっくりと。ねぎの香りが立ってくるまで炒めます。焦がすと苦くなるので、時々フライパンを揺する。
2.タラを入れて炒める。
漬けておいたオリーブオイルごと入れてしまえばいいです。
火を中火くらいにして表、裏とも表面が白くなるまで炒めます。この後煮詰めるので、炒め過ぎに注意です。加熱し過ぎは身のパサ付きに。
3.タラの表面が焼けたら、アンチョビを炒めてオイルに溶かし、白ワインを振りかける。
アンチョビはすぐ溶けます。焦げないようにすること。
白ワインをかけてアルコールを飛ばしたら、フライパンを揺すってワインの水分も飛ばします。
本当はワインの前に、イタリアンパセリを半分炒めて、オイルに香りを移すのですが、鮮度が悪くしおれていたため後にします。炒めるととろけてなくなりそうだった。
4.ミニトマトとお湯で溶いたコンソメを入れて沸かす。
ミニトマトはそのままで甘いです。ふつうのトマトならブイヨン入れる前に少し炒めてください。
沸いたらイタリアンパセリの半分を入れて軽く煮る。
↓
煮過ぎはダメ。タラが硬くなります。ヘラで混ぜたりもしないように。タラの身が割れます。フライパンを揺すって混ぜながら煮る。
5.ソースの火を止めてパスタを茹でる。
パスタの茹で上げと、ソース作りが同時進行できるなら、タイミングをみてやってください。
6.パスタが茹で上がる3分くらい前に菜の花を入れる。
菜の花は茎が太いですが2分も茹でればOK。シャキシャキがお好きなら1分にしてください。
7.ソースを温めてパスタと絡める。
ブイヨンの汁気もパスタが吸ってしまいます。茹で汁を足して調節。
味見して塩、コショウする。
8.オリーブオイルを回しかけてさらに絡める。
汁気のあるソースの時はオリーブオイルを足すといいです。水分とオイルが絡まっておいしくなります。
汁気だけだとパスタがどんどん伸びてひっついてしいます。
オリーブオイルが苦手でもたっぷりのオリーブオイルがないと、おいしいソースになりません。苦手ならピュアオイルを使ってみてください。香りが弱くクセもありません。
9.お皿に盛ってイタリアンパセリを散らして完成。
タラの臭みはまったくありません。身もパサパサしていません。それでもタラの味はしっかりします。
イタリアンパセリのさやわかな香り、菜の花のほろ苦さも加わり、白ワインがおいしくいただけます。
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これって、ワインビネガーでカルパッチョにもなりますね^^
私も日頃から、タラって高価だと思っていました。
滅多に買えません、、、
by kizママ (2010-01-22 14:41)
こんばんは。カルパッチョもおいしそうですね。
そう、タラはどうしてこんなに高いんだろうって、いつも素通りです。でも、いろいろ食べた方が良い刺激になるので、たまに「見切り品」を買います。そんな人多いんじゃないかな。
タラってかわいそう。。。
by deipnosophistae (2010-01-22 23:25)