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バターレーズンサンド ~ いつか成功したい [甘いもの]

手作り干し葡萄を使ってバターレーズンサンドを作ります。手作り干し葡萄は油漬けになってないので、みずみずしくてそのまま食べてもおいしい。そんな干し葡萄でバターレーズンサンドにすれば...


バターレーズンサンドというと、六花亭のマルセイバターサンド、小川軒レーズンウィッチが思い浮かびますね。ネット検索するとたくさんの記事、レシピが出てきます。
しかし、かなめのバターと生クリーム、メレンゲの混ぜ合わせが詳しく記載してくださっているのがありません。みなさん上級者でさらりと書かれてるだけ。

バターと生クリームで作る、バタークリーム、今回もうまくできず、作り直したのにまたダメだった。もう葡萄の季節は終わっているので、来年まで作ることはないけれど、さすがに2日連続で失敗するとめげてきますね。

捏ねる混ぜるが苦手なため機械を使います。

パン生地、お菓子の生地、餃子の皮もみんなこれでやってる。セットしたら座って待ってればいいので楽です。

レシピは、ブログ さなえポンの愛のスイーツレシピ の、レーズンサンド レシピ で作らせていただきました。分量を変えただけ。
私のは手抜きな作り方なので、姿形はまるで違います。

材料と分量はさなえポンさんのページにあります。


<作り方>(クッキー生地)

クッキー生地材料は無塩バター、粉糖、薄力粉、アーモンドプードル。

1.バターを室温にして砂糖を混ぜる。

バターがやわらかくなってないと砂糖が混ざりません。室温といっても冬の20度以下じゃやわらかくなってません。30度以上にはしないと。
ぬるま湯で湯せんにかけるか、電子レンジで温度設定ができるなら利用するといいと思います。
砂糖は粉砂糖を使いました。

機械まかせですが、時々こうやってボールの淵に付いた生地を寄せてあげます。

2.バターに砂糖が混ざったら、薄力粉とアーモンドプードルを混ぜる。

何回かに分けて混ぜ込みましたが、バターに粉なら機械にまかせっきりで大丈夫。

混ざり合ううちポロポロになってくる。

このくらいになったらボールから取り出して、手でまるくまとめます。

3.クッキー生地をまるくまとめて冷蔵庫で休ませる。

30分、夏なら1時間以上だそうですが、生地が落ち着くまで。べたべたしてない状態になるまでです。

ビニール袋に入れて口を結び冷蔵庫に入れました。

4.クッキー生地を成型する。
成型するのも苦手なため、ホットドック型を使いました。

くっつかないように薄くバターを塗っておきました。


均等な大きさにしたければ、きちんとはかりで計って分ける。

指で押して生地を伸ばしましたが、表面がでこぼこ。型でプレスする。

このプレスしたことが、後で苦労することに...

5.180度に予熱したオーブンで、12~14分焼く。

天板に型ごとのせます。

2段で焼いてますので、途中で上と下、前と後ろを入れ替えた。オーブンによってクセが違うので注意が必要なところです。
このオーブンは大きいため、14分では足りず、もう2分くらい追加して焼きました。
最後の2~3分で急に焦げてくるそうなので、時間になったら必ず見に行くこと。

6.焼きあがったら型から外して冷ます。

冷ましてバタークリームを作り、型から外してサンドするはずが失敗したため、この日はこのまま冷蔵庫行きに...。



<作り方>(バタークリーム)

バタークリームの材料は干し葡萄のラム酒漬け、生クリーム、砂糖、無塩バター、砂糖です。
干し葡萄はお店で売ってるドライレーズンを使うなら、ラム酒にしばらく漬けておくといいと思います。
でも、売ってるのは油でコーティングされてます。よく油を落とす工程を、いろんなレシピで見かけます。自作すれば不要ですが、日持ちがしません。

1.干し葡萄を適当に細かく切る。

干し葡萄が小さければこの作業は不要です。

2.室温のバターに砂糖を加えて、白っぽくなるまで混ぜる。

量が少ないので、これはホイッパーを使って手動でしました。バターがやわらかくなってないとよく。混ざりません

3.生クリームに砂糖を加えて泡立てる。

ハンドミキサーでホイップしました。
どこまで泡立てるか? 8分、9分? 分かりません。

4.バターに泡立てた生クリームを少しずつ加えて混ぜる。

        ↓
ここまでは良い。
        ↓

はい、バタークリームじゃなくて、バターが出来上がりました。
硬くてクリームなんてものじゃありません。とてもレーズンなんて混ぜられない。

砂糖が入っているため甘いですが、このバターはトーストしたパンに塗ればおいしく食べられます。

この日はこれで終わり。翌日リベンジ。

<作り直し>(丁寧にしたつもり)
2.バターを室温に戻してやわらかくして、砂糖を加え白っぽくなるまで混ぜる。

バターは細かく切って、予熱したオーブンを40度くらいにまで温度を下げて(温度計で測る)、しばらく入れ、ヘラがすっと入るまでやわらかくする。

バターに砂糖を加える前に、ホイッパーでよーく練っておきます。バターを液体にしてしまってはいけませんが、とにかくやわらかくしてから砂糖を混ぜる。

        ↓


3.生クリームに砂糖を加えて硬くなるまで泡立てる。

生クリームは氷水で冷やしながら泡立てる。
まだまだ。
        ↓
角が立っている。
        ↓

ウイスクからホイップが落ちない。

4.バターに泡立てた生クリームを少しずつ混ぜ合わせる。
恐る恐る少し。
        ↓
混ぜる。
        ↓
また少しを繰り返す。
        ↓
良い感じ!
        ↓
あっ!
        ↓
混ぜたら元通り...
        ↓
水分が出てくる...
        ↓
5.バタークリームにレーズンを混ぜる。
早くしないと...
        ↓

はい、レーズンバターの出来上がり。
レーズンバタークリームとは違います。であるバターに水分のホイップの混ぜ方が悪いと、このように分離します

6.クッキー生地にレーズンバターをサンドする。

クッキーを型から外す。。。外れない! コンコンやってもダメ。

タルトヘラで側面を沿わせて生地を浮かす。

なんとか外れた。プレスしたのが外せない原因のひとつ。ふつう、焼けた生地は冷める過程で縮みます。簡単に外せるはずなのに。


1枚割れてしまった。

レーズンバターを挟んで休ませる。

もろいクッキー生地に硬いバタークリームもどき、なじみそうにないのでバットで重石して冷蔵庫で1日寝かす。



そして、翌日...




この「レーズンバター」サンドは、不本意ながら、冷凍庫で凍らせて食べるとおいしいです。 涙・・・

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ずっと、ずっと、思い続けるレーズンサンド。。。

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さなえポン

ご丁寧にご連絡いただきましてありがとうございました。私もクリームを作るとき時々分離します(^_^;) バターによく空気を含ませて泡立て、手早く生クリームと合わせるのがコツですね^^
苦戦した様子が非常に伝わってきましたが、何はともあれ無事に完成できてひと安心ですネ☆
by さなえポン (2009-12-07 18:40) 

deipnosophistae

え? まさかご本人様からコメントがいただけるとは思いませんでした!
緊張して言葉に詰まってますので、後ほど書き直します。

by deipnosophistae (2009-12-07 19:35) 

deipnosophistae

さなえポンさん、コメントをありがとうございました。
「バターによく空気を含ませる」のがポイントのようですね。バターの泡立がたりなかったようです。来年はなんとか成功させます。
”手作りバター” が得意(?)で、冷凍庫に常備してます(笑)。
ありがとうございました。

by deipnosophistae (2009-12-08 01:57) 

yumi

はじめまして。
とても楽しく読ませていただきました♪


六花亭のバターサンドはホワイトチョコが入っているような気がしたんですが違いますかね;;

水分と油を混ぜるのは難しいですよね!!

来年も期待しています。
by yumi (2010-01-23 14:17) 

deipnosophistae

コメントありがとうございます。
チョコを混ぜるなんて、さらに難しくなって、私には無理で~す。温度が...
お菓子はほんと難しくて、いつも泣きます。バターケーキを50回も作ったら上手になるかな。
来年もレーズンサンドかレーズンウィッチに挑戦します。覚えてらしたら見に来てください。

by deipnosophistae (2010-01-24 00:20) 

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