卯の花 ~ 豚汁を使って... [野菜]
無性に卯の花が食べたくなって、おからを買ってきました。おからは少量では売ってなくて、たいてい大きな袋に入っている。500g! 卯の花を作った人なら分かると思いますが、500gやなんて、けたたましい量です。とうてい一人じゃ食べ切れません。
でも、半分使って半分は冷凍しておこうなんてすると、その半分はたいてい使わずじまい。頻繁に卯の花なんて作らないし、頑張って全部作ってしまいます。
卯の花のおいしさは出汁かな? 私は甘いのが好みですが、出汁って取るのけっこう面倒です。
何か出汁が簡単に取れそうなもの探すと、干し椎茸と昆布と、、、豚汁の残りがあった。
お味噌汁の残りなんかは、山芋すり下して割ってやると、それだけでおいしいとろろになる。それじゃあ、豚汁だっていけるはず。
昨日、ホッケの干物と豚汁を食べた。豚汁作りすぎて残っていました。
卯の花の豚汁利用は初めてですが作ってみました。
先に言っておきますが、初めて卯の花を作る方は、絶対に真似しないで下さい。いや、しないか...。基本的な作り方を聞いて作ってください。
<材料>
豚汁の具はみんな細かく切る。大根、ごぼう、豚バラ肉、れんこん、こんにゃく。さすがに里芋は入れなかった。写真の左下が具を細かく切ったものです。
<下ごしらえ>
300ccありました。おから500gなら出し汁が500cc以上は必要です。椎茸の戻し汁と酒を足して600ccの煮汁にした。
煮汁がしょっぱいのが予測できますが、砂糖は後で足します。
<作り方>
1.おからを乾煎りする。
500gものおからには大きな中華鍋がいいです。33cmの中華鍋でしました。おからは最初は少ないので、油断すると大変なことになるので注意してください。炒めているうちに見る見る膨らみ、フライパンなんかじゃあふれ出します。
水分が飛べば完了。バットかボールに取り出す。焦げやすいので弱火ですること。絶えず混ぜてないとすぐ焦げます。
2.中華鍋を洗って、ごま油を引いてにんじんを炒める。にんじんにある程度火が通ったら、こんにゃくと油揚げを炒め合わせる。
卯の花は繊細な味なので、ごま油は白いのがいい。黒いのだと風味がきつすぎる。白いの(太白ごま油)なければ、サラダ油に黒いごま油少量足すか、サラダ油だけでいいと思います。
3.豚汁の汁を入れて沸かす。
アクが出たらすくい取る。
4.おからを入れる。
おからが一気に煮汁を吸い込みます。よく混ぜ合わせてください。まだこの段階では、おからが水分を多く含んでいるから焦げません。ジュージューといい音がしているはず。
500gのおからを混ぜながら炒め煮って、やっぱりつらいです。腕が痛くなりました。量が多く、10分や20分じゃ炒められません。
水分を全部飛ばすとパサパサでおいしくないですが、ちょっとしっとりしてるかなあぐらいまで、炒め煮しないと日持ちが悪くなります。
途中で豚汁の具材を入れます。具材は火が通っているので、炒める必要はありません。
砂糖もこの時入れます。
卯の花はできあがって、冷めてからが本当の味。作っている時に味見しても、だいたいの味しか分かりませんので、予測するしかありません。感です。甘目が好きなので、大さじ4、5杯分は入れたかな。計ってないので不明。
5.炒められたら、ねぎを入れて味を調える。
ねぎは軽く炒め合わせるだけの方が、香りが残っておいしいです。
さて、ここで味を調えるんですが、塩? しょうゆ? なんでしょう?
それは、それぞれの家庭の味です。私が言ったって大きなお世話なだけ。不親切かもしれませんが、こういうお惣菜って、特に難しいんですよ。
注意して欲しいのは、味見し過ぎないこと。せいぜい3回。それ以上見ると、”バカ舌” になり、味の感覚が麻痺します。どんどん塩やしょうゆを足していき、いざ食べる時にとんでもない味になったりします。これだけは経験を積んでもらうしかないですね。材料の量を見てだいたい分かるようになるには、毎日作ってれば2、3ヶ月もあればいけると思います。
その季節の旬のものを食べるよう心がけ、同じ食べ方でなくて、焼いたり煮たり蒸したりして、いろんな食べ方していけば、必ず感覚がつかめてきます。
果たして料理初心者の方が、このサイトをご覧になっているのか分かりませんが、ご意見、ご質問あればメッセージを残していただけると、何かお手伝いできるかもしれません。それが私のブログ記事投稿の目的ですので。
卯の花はボールに移して冷まします。冷めたら冷蔵庫で半日とか1日おくとおいしくなります。熱々を食べてもおいしくないです。
こんな量を一人じゃ食べきれないので、職場の人に食べさせます。もちろん、豚汁使ったなんて言わないで、反応を見てみます。味噌味だって気づくでしょうけどね。
追記:食べてもらった卯の花は、味噌味はあまり感じなかったそうです。味は? 特に何も言われなかったので、やはりこういうお惣菜は、家庭の味であり、おふくろの味です。
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でも、半分使って半分は冷凍しておこうなんてすると、その半分はたいてい使わずじまい。頻繁に卯の花なんて作らないし、頑張って全部作ってしまいます。
卯の花のおいしさは出汁かな? 私は甘いのが好みですが、出汁って取るのけっこう面倒です。
何か出汁が簡単に取れそうなもの探すと、干し椎茸と昆布と、、、豚汁の残りがあった。
お味噌汁の残りなんかは、山芋すり下して割ってやると、それだけでおいしいとろろになる。それじゃあ、豚汁だっていけるはず。
昨日、ホッケの干物と豚汁を食べた。豚汁作りすぎて残っていました。
卯の花の豚汁利用は初めてですが作ってみました。
先に言っておきますが、初めて卯の花を作る方は、絶対に真似しないで下さい。いや、しないか...。基本的な作り方を聞いて作ってください。
<材料>
- おから・・・500g
- 豚汁・・・具も汁も両方とも使う
- 板こんにゃく・・・5cm角くらい
- 油揚げ・・・1枚
- にんじん・・・2/3本
- 干し椎茸・・・2個
- 長ねぎ・・・半本
- 砂糖・・・大さじ3杯~好きなだけ
- サラダ油、ごま油、しょうゆ(最後に香り付け)
豚汁の具はみんな細かく切る。大根、ごぼう、豚バラ肉、れんこん、こんにゃく。さすがに里芋は入れなかった。写真の左下が具を細かく切ったものです。
<下ごしらえ>
- 干ししいたけは水で戻し、戻し汁は取っておき、椎茸は薄く切る。大きいと食べにくいので、長い場合は半分に切ってから。
- にんじんは千切りにする。
- 油揚げとこんにゃくは熱湯で茹でてから、千切りにする。
- 長ねぎは粗いみじん切りにする。
300ccありました。おから500gなら出し汁が500cc以上は必要です。椎茸の戻し汁と酒を足して600ccの煮汁にした。
煮汁がしょっぱいのが予測できますが、砂糖は後で足します。
<作り方>
1.おからを乾煎りする。
500gものおからには大きな中華鍋がいいです。33cmの中華鍋でしました。おからは最初は少ないので、油断すると大変なことになるので注意してください。炒めているうちに見る見る膨らみ、フライパンなんかじゃあふれ出します。
水分が飛べば完了。バットかボールに取り出す。焦げやすいので弱火ですること。絶えず混ぜてないとすぐ焦げます。
2.中華鍋を洗って、ごま油を引いてにんじんを炒める。にんじんにある程度火が通ったら、こんにゃくと油揚げを炒め合わせる。
卯の花は繊細な味なので、ごま油は白いのがいい。黒いのだと風味がきつすぎる。白いの(太白ごま油)なければ、サラダ油に黒いごま油少量足すか、サラダ油だけでいいと思います。
3.豚汁の汁を入れて沸かす。
アクが出たらすくい取る。
4.おからを入れる。
おからが一気に煮汁を吸い込みます。よく混ぜ合わせてください。まだこの段階では、おからが水分を多く含んでいるから焦げません。ジュージューといい音がしているはず。
500gのおからを混ぜながら炒め煮って、やっぱりつらいです。腕が痛くなりました。量が多く、10分や20分じゃ炒められません。
水分を全部飛ばすとパサパサでおいしくないですが、ちょっとしっとりしてるかなあぐらいまで、炒め煮しないと日持ちが悪くなります。
途中で豚汁の具材を入れます。具材は火が通っているので、炒める必要はありません。
砂糖もこの時入れます。
卯の花はできあがって、冷めてからが本当の味。作っている時に味見しても、だいたいの味しか分かりませんので、予測するしかありません。感です。甘目が好きなので、大さじ4、5杯分は入れたかな。計ってないので不明。
5.炒められたら、ねぎを入れて味を調える。
ねぎは軽く炒め合わせるだけの方が、香りが残っておいしいです。
さて、ここで味を調えるんですが、塩? しょうゆ? なんでしょう?
それは、それぞれの家庭の味です。私が言ったって大きなお世話なだけ。不親切かもしれませんが、こういうお惣菜って、特に難しいんですよ。
注意して欲しいのは、味見し過ぎないこと。せいぜい3回。それ以上見ると、”バカ舌” になり、味の感覚が麻痺します。どんどん塩やしょうゆを足していき、いざ食べる時にとんでもない味になったりします。これだけは経験を積んでもらうしかないですね。材料の量を見てだいたい分かるようになるには、毎日作ってれば2、3ヶ月もあればいけると思います。
その季節の旬のものを食べるよう心がけ、同じ食べ方でなくて、焼いたり煮たり蒸したりして、いろんな食べ方していけば、必ず感覚がつかめてきます。
果たして料理初心者の方が、このサイトをご覧になっているのか分かりませんが、ご意見、ご質問あればメッセージを残していただけると、何かお手伝いできるかもしれません。それが私のブログ記事投稿の目的ですので。
卯の花はボールに移して冷まします。冷めたら冷蔵庫で半日とか1日おくとおいしくなります。熱々を食べてもおいしくないです。
こんな量を一人じゃ食べきれないので、職場の人に食べさせます。もちろん、豚汁使ったなんて言わないで、反応を見てみます。味噌味だって気づくでしょうけどね。
大量の卯の花の処理方法(?) |
・卯の花そぼろ弁当 ~ 卯の花作り過ぎて① ・卯の花団子酢豚風 ~ 卯の花作り過ぎて② |
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追記:食べてもらった卯の花は、味噌味はあまり感じなかったそうです。味は? 特に何も言われなかったので、やはりこういうお惣菜は、家庭の味であり、おふくろの味です。
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