フライドチキン ~ その1 [鶏肉]
スパイシーなフライドチキンを手作りする、その1。ケンタッキーフライドチキン、スパイシーでビールにとてもよく合います。
ケンタッキーフライドチキン、おいしいですね。あのスパイシーな香りはナツメグのほか、色々なスパイスが混ざり合って、一度食べたら忘れられない味。また食べたくなるけれど、高カロリー。それでも、また食べる。美味しいから。それじゃ、
フライドチキン、その1。
その1、ですので、味付けは簡単に市販のミックススパイスの力を借ります。クレイジーソルト。これさえあれば、肉でも魚でも、味付けに迷った時に便利に使えます。クレイジーソルトまぶして、焼くなり、揚げるなりすれば、おいしく食べられます。
その1からその幾つまで続くか分かりませんが、あの美味しさに近づくよう、味付けと揚げ方を幾つか試していきます。
<その1>
材料は鶏の手羽元、クレイジーソルト、玉子(全卵)、強力粉(薄力粉でも)、コーンスターチ、バターにオリーブオイル。
玉子、バターは室温に戻しておく。コーンスターチなければ片栗粉でもいい。オリーブオイルでなくてもサラダオイルだっていい。ラードでも。その○...で色々試します。
1.手羽元にクレイジーソルトを満遍なくまぶしてしばらくおく。30分くらいおきました。
戻る1
2.玉子を溶いて、少しずつ手羽元に絡めていく。手羽元の本数によって玉子の量は違ってきます。Tips 1
手羽元8本で玉子(Mサイズ)の半分くらいかけました。
3.強力粉とコーンスターチをまぶす。この量だと強力粉大さじ2、コーンスターチ大さじ1くらいかな?戻る2
粉はスプーンですくってそのままかけた。Tips 2
振るわずにそのままかけたので、ダマダマになった。こうなったら、さらに粉をかけて、全体にまぶそうなんてことはせず、粉がムラになっていても、このまま揚げる。小麦粉は練ると、粘りが出ます。天ぷらの溶く粉は、混ぜすぎてはいけないのと同じ。モチモチの衣になってしまいます。
戻る3
4.蓋ができるフライパンにオリーブオイルを多めにひく。一面に広がるくらいでいいです。揚げ焼きにするので少しで構わない。
バターを入れて油を温度を160度まで上げる。Tips 3
5.フライパンに手羽元を入れ、温度は160度のまま蓋をして8分揚げ焼きにする。手羽元同士がくっつかないように少し離して入れてください。
戻る4
油に入れたら箸やトングで触らないこと。手羽元表面の衣が崩れます。少しくらい手羽元がくっついていたって大丈夫。表面の衣が固まれば外せます。
揚げ時間は油の量、温度、フライパンによって変わってきます。Tips 4
6.8分たったら、手羽元を裏返して、また蓋をして6分~8分揚げ焼きにする。温度は160度のままです。蓋をして揚げ焼きにしたため、中の温度は上がっているはず。6分くらいで表面が色づいてきます。蓋を開けてはいけないことはないので、様子を見て調節してください。表面を焦がしてしまっては食べられなくなります。
7.蓋を開け手羽元の表面の色を確認して、薄かったら火を強めて、ちょうどいい色だったら、火はそのままで、転がすようにもう一度全体を揚げてやります。この時、油が撥ねるので注意してください。
完全に中まで火を通す必要はありません。表面がカリッとなったら、網にあげて油を切ります。余熱で中まで火が入っていきます。揚げすぎは肉が固くなり、あのジューシーなフライドチキンになりません。食べる時にもし生焼けだったら、オーブントースターなどで温めればいい。
8.お肉を少し休ませたらお皿に盛ってできあがり。ダマダマだった衣でも大丈夫でした。粉がうまくまぶさってない所は、玉子液だけで黄色っぽくなっています。
表面はカリッと、中はジューシーになっていますか? もし、なっていなかったら、温度の高すぎ、揚げすぎが考えられます。表面をカリッとさせるには、最後に火を強めてやればできます。
味が薄かったら、さらにクレイジーソルトを付けて食べたり、塩コショウに付けたりする。しょっぱくて食べられないほどだったら、身をそぎ切って、野菜とパンに挟んで食べたりする。
次回は別の味付けで。
Tips 1
鶏の唐揚も同じで、玉子の量を多くして揚げれば、ふわっとした食感に、少なくしてまぶす粉の量を多くすればカリッとした食感になる。戻る1へ
Tips 2
粉をまぶす時は、ざるや茶漉しで振るってかけるのが普通。粉の量が多いときほど振るうべき。2種類以上の粉を振るうときは、予めボールなどで混ぜてから振るいましょう。戻る2へ
Tips 3
炒め物にする時の少ない油に、バターを入れるのは大丈夫ですが、このように、揚げ焼きにする時くらいの多めの油に、冷たいバターを入れて加熱するのは非常に危険!パチパチと撥ねてやけどをします。こういう時は、バターを溶かしておいて入れるか(それでも撥ねるけど)、手羽元を油に入れてからバターをのせるようにすること。戻る3へ
Tips 4
少ない油で、しかも蓋をして揚げ焼きにするので、温度は低い160度のまま。温度設定ができないなら、火は弱火。強いと表面が焦げて、鶏肉に火が通りません。
電磁調理器があれば、揚げ物キーがついていると思います。160度に設定できれば、IH電磁調理器などを利用してください。
蓋をして揚げ焼きにするのは、表面はカリッと、中はジューシーに仕上げるためです。ケンタッキーフライドチキンは圧力鍋で揚げているそう。圧力鍋で揚げてもいいですが、その場合は、説明書に従ってください。でも、圧力鍋の説明書にはたいてい、揚げ物禁止と書かれているはず。自己責任でやってください。戻る4へ
温度調節機能のついたガスコンロの販売ショップ紹介記事
今回使った調理道具の紹介記事
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ケンタッキーフライドチキン、おいしいですね。あのスパイシーな香りはナツメグのほか、色々なスパイスが混ざり合って、一度食べたら忘れられない味。また食べたくなるけれど、高カロリー。それでも、また食べる。美味しいから。それじゃ、
フライドチキン、その1。
その1、ですので、味付けは簡単に市販のミックススパイスの力を借ります。クレイジーソルト。これさえあれば、肉でも魚でも、味付けに迷った時に便利に使えます。クレイジーソルトまぶして、焼くなり、揚げるなりすれば、おいしく食べられます。
その1からその幾つまで続くか分かりませんが、あの美味しさに近づくよう、味付けと揚げ方を幾つか試していきます。
<その1>
材料は鶏の手羽元、クレイジーソルト、玉子(全卵)、強力粉(薄力粉でも)、コーンスターチ、バターにオリーブオイル。
玉子、バターは室温に戻しておく。コーンスターチなければ片栗粉でもいい。オリーブオイルでなくてもサラダオイルだっていい。ラードでも。その○...で色々試します。
1.手羽元にクレイジーソルトを満遍なくまぶしてしばらくおく。30分くらいおきました。
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2.玉子を溶いて、少しずつ手羽元に絡めていく。手羽元の本数によって玉子の量は違ってきます。Tips 1
手羽元8本で玉子(Mサイズ)の半分くらいかけました。
3.強力粉とコーンスターチをまぶす。この量だと強力粉大さじ2、コーンスターチ大さじ1くらいかな?戻る2
粉はスプーンですくってそのままかけた。Tips 2
振るわずにそのままかけたので、ダマダマになった。こうなったら、さらに粉をかけて、全体にまぶそうなんてことはせず、粉がムラになっていても、このまま揚げる。小麦粉は練ると、粘りが出ます。天ぷらの溶く粉は、混ぜすぎてはいけないのと同じ。モチモチの衣になってしまいます。
戻る3
4.蓋ができるフライパンにオリーブオイルを多めにひく。一面に広がるくらいでいいです。揚げ焼きにするので少しで構わない。
バターを入れて油を温度を160度まで上げる。Tips 3
5.フライパンに手羽元を入れ、温度は160度のまま蓋をして8分揚げ焼きにする。手羽元同士がくっつかないように少し離して入れてください。
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油に入れたら箸やトングで触らないこと。手羽元表面の衣が崩れます。少しくらい手羽元がくっついていたって大丈夫。表面の衣が固まれば外せます。
揚げ時間は油の量、温度、フライパンによって変わってきます。Tips 4
6.8分たったら、手羽元を裏返して、また蓋をして6分~8分揚げ焼きにする。温度は160度のままです。蓋をして揚げ焼きにしたため、中の温度は上がっているはず。6分くらいで表面が色づいてきます。蓋を開けてはいけないことはないので、様子を見て調節してください。表面を焦がしてしまっては食べられなくなります。
7.蓋を開け手羽元の表面の色を確認して、薄かったら火を強めて、ちょうどいい色だったら、火はそのままで、転がすようにもう一度全体を揚げてやります。この時、油が撥ねるので注意してください。
完全に中まで火を通す必要はありません。表面がカリッとなったら、網にあげて油を切ります。余熱で中まで火が入っていきます。揚げすぎは肉が固くなり、あのジューシーなフライドチキンになりません。食べる時にもし生焼けだったら、オーブントースターなどで温めればいい。
8.お肉を少し休ませたらお皿に盛ってできあがり。ダマダマだった衣でも大丈夫でした。粉がうまくまぶさってない所は、玉子液だけで黄色っぽくなっています。
表面はカリッと、中はジューシーになっていますか? もし、なっていなかったら、温度の高すぎ、揚げすぎが考えられます。表面をカリッとさせるには、最後に火を強めてやればできます。
味が薄かったら、さらにクレイジーソルトを付けて食べたり、塩コショウに付けたりする。しょっぱくて食べられないほどだったら、身をそぎ切って、野菜とパンに挟んで食べたりする。
次回は別の味付けで。
関連レシピ ・フライドチキン ~ その2 ・フライドチキン ~ その3 ・チキンナゲット ~ その1 ・チキンナゲット ~ その2 ・鶏の唐揚① ~ 中華料理屋さんの味 |
Tips 1
鶏の唐揚も同じで、玉子の量を多くして揚げれば、ふわっとした食感に、少なくしてまぶす粉の量を多くすればカリッとした食感になる。戻る1へ
Tips 2
粉をまぶす時は、ざるや茶漉しで振るってかけるのが普通。粉の量が多いときほど振るうべき。2種類以上の粉を振るうときは、予めボールなどで混ぜてから振るいましょう。戻る2へ
Tips 3
炒め物にする時の少ない油に、バターを入れるのは大丈夫ですが、このように、揚げ焼きにする時くらいの多めの油に、冷たいバターを入れて加熱するのは非常に危険!パチパチと撥ねてやけどをします。こういう時は、バターを溶かしておいて入れるか(それでも撥ねるけど)、手羽元を油に入れてからバターをのせるようにすること。戻る3へ
Tips 4
少ない油で、しかも蓋をして揚げ焼きにするので、温度は低い160度のまま。温度設定ができないなら、火は弱火。強いと表面が焦げて、鶏肉に火が通りません。
電磁調理器があれば、揚げ物キーがついていると思います。160度に設定できれば、IH電磁調理器などを利用してください。
蓋をして揚げ焼きにするのは、表面はカリッと、中はジューシーに仕上げるためです。ケンタッキーフライドチキンは圧力鍋で揚げているそう。圧力鍋で揚げてもいいですが、その場合は、説明書に従ってください。でも、圧力鍋の説明書にはたいてい、揚げ物禁止と書かれているはず。自己責任でやってください。戻る4へ
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